便秘には絶食ではなく、なぜ「断食」がいいのか?

2018.05.14 (月)

便秘でお腹がパンパンに張っていると「絶食をして腸内を空っぽにしよう」と考える人もいます。絶食や断食は、ただご飯を食べなければ良いわけではなく、正しいやり方があります。実践する前に正しい知識を身につけるようにしましょう。

 

「絶食」と「断食」の違い

絶食と断食を同じに考えている人もいますが、私は断食の方を勧めています。「絶食」は文字通り、食べものを絶つこと。食事を一切取りません。「断食」は生命活動に最低限必要な栄養を摂ります。

 

私がおすすめしているのは、週末のプチ断食です。土日だけ食事を抜いて、酵素ドリンクなどで栄養を摂ります。栄養摂取の目安は、1日500キロカロリーです。

 

1日500キロカロリーというのは、カロリーだけで考えれば、おにぎり3つ分になります。断食中でもおにぎり3つも食べて良いと考えると、少しハードルは下がりますね。

 

しかし、おにぎりだけでは栄養が偏ってしまうことと、固形物を消化するために腸内が休めないことから、ドリンクで栄養を摂るようにします。

 

酵素ドリンクを正しく選ぶ

断食中はご飯は食べませんが、酵素ドリンクで栄養を摂ります。その時に注意したいのが、市販の酵素ドリンク(特に安いもの)の栄養成分です。発酵年数が数ヶ月と少なかったり、熱処理によって酵素が死んでしまっているものもあります。

 

中には酵素が5パーセント程度しか入っておらず、ほとんどジュースと変わらないような酵素ドリンクもあります。断食中に飲む酵素ドリンクは、体の専門家に相談した上で選ぶようにしましょう。

 

 

準備期間と調整期間を設ける

いきなり断食を始めるのではなく、断食期間と同じ日数の準備・調整期間を設けましょう。2日間の断食であれば、準備期間2日・調整期間2日の合計6日間となります。もし3日間の断食を行なう場合は、同じように前後3日ずつもうけて、合計9日間となります。

 

準備・調整期間はお腹に負担をかけないための“ならし期間”です。おかゆや煮込みうどんなど、やわらかくて消化の良いものを食べるようにします。断食が終わった開放感からいきなりラーメンやトンカツなどを食べないように気をつけましょう。

 

 

体と向き合い、無理をしない

断食中は最低限の栄養を摂るとはいえ、普段の食生活とはまったく異なるので、頭がフラフラしたり、活力が出なくなる人もいます。短い日数でも体に無理な負担をかけないために、調子が悪いと感じたら少しずつ栄養を補給するようにしましょう。

 

 

週末プチ断食の体験談

私は過去に5回ほど断食を行っています。主に3日間の断食ですが、便秘も解消されてお通じが変わります。断食1日目は下痢に近いようなゆるい便が出て、2日にはほぼ水状態の便が出ます。3日目になると無色透明になります。

 

お腹を壊したときの下痢とは違い、普通に便意をもよおしてトイレに行くと水状の便が出ます。不快感や痛みはなく、「本当に腸内が空っぽになったんだなぁ」と実感できました。

 

よく断食をすると、頭がスッキリするという人が多いですが、私の場合は少し頭がボーっとする感覚がありました。仕事をしながらではツライと思ったのが正直な感想です。

 

体重は3日間で約5kg落ちましたが、食事を取るようになったらすぐに元に戻りました。断食のメリットは単に体重を落とすだけではなく、腸内環境が整うというメリットもあります。

 

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