2019.02.04 (月)
たくましい体になりたい人が、筋トレに挫折してしまう理由
2017.03.02 (木)
たくましい体になりたい人が、筋トレに挫折してしまう理由
その理由は、上のレベルばかり見すぎているから。ボディービルダーやフィジーク選手の肉体を見て憧れる。だけど自分の体と比較して自信を失くしてしまう。そしてそのまま挫折してしまいます。
一流選手と比較すると劣っていたとしても、まわりの一般の人と比べてみてください。きっとあなたの方が良い体をしているのではないでしょうか。あなたの近くに太っている人がいれば聞いてみてください。きっと「いい体してるね」って言われますから。
モチベーションが上がる動機の中に「優位動機」というのがあります。これは人よりも優れていると感じた時にモチベーションが上がることです。
上のレベルばかり見すぎて自分を見失ったり、自信を失くしている人をよく見かけます。実は私にも同じような経験があります。高校のサッカー部のときです。
私は高校のサッカー部では一番下っ端でした。ずっと2軍で、どんなに頑張ってもレギュラーにはなれません。「もうサッカーはやめよう。サッカーなんて二度とやらない」そう思っていました。
しかし専門学校に入学すると、私はそれなりに上手い方でした。スポーツの専門学校だったので、運動が得意な人たちが集まります。その中でみても、私はそれなりにできる方でした。
ずっと2軍で「俺はサッカーが下手だ」と思っていた高校時代から、「俺って結構できる方かも」と思い始めた専門時代。なぜそのように変わったのか。それは、私が通っていた高校は、部員が100名以上いる強豪校だったからです。当たり前のレベルが違ったのです。
わかりやすく数字で表すと、私は100m走が6.4秒です。高校では普通、もしくは遅い方でした。しかし、一般的に6.4秒ははやい方になります。上には上がいる。だけどまわりを見渡せば自分の現在地が客観的にわかります。
体育会系の世界では、常に一番を目指す傾向にあります。もちろん勝負の世界ですからそれが当たり前です。二番を目指して努力する人なんていませんからね。
ですが、まだそのレベルに到達していなくても、あなたの良さは必ずあります。あなたに憧れている人も必ずいます。あなたの助けが必要な人もいます。上を見ればキリがありませんが、下を見ればあなたを求めている人がいるのです。
これは私がトレーナーをしている理由の1つです。私はコンテストに優勝できる体ではありません。それでも私の指導によって体作りに成功している会員様がたくさんいます。これは私の自慢であり、自信に繋がっていることです。
もし人と比べて自信を失くしているとしたら、上ばかり見るのではなく、下を見てみることでモチベーションが上がるかもしれませんよ。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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