2020.01.20 (月)
ダイエット効果が高いチョコレートの選び方|目安量や食べるタイミング
2021.02.14 (日)
体重を減らしたい・痩せたい
そんなお悩みにお答えします。
✅チョコレートのダイエット効果
✅チョコレートダイエットのデメリット
✅チョコレート選びのポイント
✅1日の摂取量の目安
✅チョコレートを食べるタイミング
「チョコレートはカカオが豊富でダイエットに効果的」といわれます。
しかし、何を・いつ・どれくらい食べるかによって効果が変わります。
せっかくダイエットをしているのに、間違った食べ方をして太ってしまったら嫌ですよね。
そこで本記事では、失敗しないチョコレートの食べ方を紹介します。
目次
チョコレートのダイエット効果
チョコレートの原料であるカカオには「ポリフェノール」や「食物繊維」が豊富です。
それらのダイエット効果は以下のとおりです。
脂肪が燃えやすくなる
カカオポリフェノールには、血液中のコレステロール値を下げる作用があります。
血液中のコレステロール値が下がると血液がサラサラになり、脂肪を燃焼させるための酸素が十分に運ばれます。
その結果、基礎代謝が上がって痩せやすい体になります。
むくみを防止してくれる
カカオポリフェノールには、血行を促進する働きがあります。
立ち仕事をしている人は足がむくんで、象さん脚のようになってしまいます。
下半身太りなど、太る原因がむくみの場合、むくみを防止してくれる効果が期待できます。
冷え性が改善される
カカオポリフェノールにより血流が促進されることで、冷え性を改善する効果が期待できます。
血流の良し悪しも、健康的な体づくりには大切なポイントです。
美肌やアンチエイジング
カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、肌の老化を促進する活性酸素を取り除いてくれます。
ダイエット中の肌荒れを改善し、美肌やアンチエイジング効果が期待できます。
便秘解消
チョコレートには食物繊維も豊富に含まれているので、便秘解消にもおすすめです。
特にチョコレートにはリグニンという食物繊維が含まれます。
これは、腸の動きを活発にして腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。
チョコレートダイエットのデメリット
私たちジムのインストラクターやトレーナーは、「痩せたければ積極的にチョコレートを食べましょう」とは言いません。
むしろ本来は、ダイエット中は避けたい食べ物です。
なぜなら、チョコレートは糖質が多く、太りやすい食べ物だからです。
カカオポリフェノールの効果を紹介しましたが、市販のチョコレートの大半はカカオよりも砂糖が豊富です。
本記事でお伝えするのは「チョコレートを食べると痩せますよ」ではなく、「もしもダイエット中にチョコレートを食べるなら、〇〇を選びましょう」というお話です。
ここを間違って受け取ってしまうと「痩せたいからチョコレートを食べよう」と誤解してしまいます。
すると、ダイエットの結果が出ずに苦労することとなります。
チョコレート選びのポイント
チョコレートを選ぶときは、出来るだけカカオが多く入っているものを見つけましょう。
パッケージに「カカオ72%」「カカオ86%」というように表記されているものがおすすめです。
明治チョコレート効果カカオ86%や森永製菓カレ・ド・ショコラカカオ70などです。
これらはコンビニやドラッグストアでも購入できる身近なハイカカオチョコレートです。
食品選びのコツは、原材料名を見ることです。
原材料名は、多く含まれているものから順番に書かれています。
実際にコンビニで売られているチョコレート2つを比較してみましょう。
上は「砂糖 カカオマス」、
下は「カカオマス 砂糖」の順番に書かれています。
この場合、下の写真のチョコレートを選ぶのが正解です。
カカオが豊富なチョコレートを食べるのか、
それとも、砂糖をベースに作られたチョコレートを食べるのかによって、ダイエットの効果は大きく異なります。
ちなみに上の2枚の写真は、どちらも同じ会社から発売されているチョコレートです。
明治・森永・ロッテなど、さまざまな製造会社がありますが、どの会社が良いとかではありません。
1つ1つの商品を比較するようにしましょう。
1日の摂取量の目安
一般的な1日の間食のカロリーは200kcal程度といわれています。
ダイエット中はそこからもう少し抑えたいので、1日150kcal程度をおすすめしています。
チョコレートだけで150kcal摂るなら、チロルチョコ3個分です。
板チョコの場合は、4~5欠片程度となります。
何度もお伝えしますが、チロルチョコや市販の板チョコは砂糖が多いです。
ダイエット目的の場合は、高カカオのチョコレートを選ぶようにしましょう。
チョコレートを食べるタイミング
ダイエット中にチョコレートを食べるなら「食前」が最適です。
食前にチョコレートを食べると、脳の満腹中枢が刺激され、食欲を抑えてくれます。
食べすぎが気になる方は、チョコレートを食前に1~3欠片ほど食べてみましょう。
時間帯としては、朝や昼がおすすめです。
日中の早い時間にチョコレートを食べることで、ポリフェノールが血流を改善してくれます。
脳や体の活動を活発にしてくれるというメリットがあります。
また、トレーニングや運動をしている人は「運動前」に食べるのもおすすめです。
体を動かしたときにエネルギーとして使われるので、おやつや間食を食べるときは、運動後でなく運動前にしましょう。
まとめ
ダイエット中はカカオが豊富なチョコレートを選びましょう。
逆に砂糖が多いチョコレートをたくさん食べれると太ってしまうので注意が必要です。
「チョコレートダイエット」と一括りにせず、
何を・いつ・どれくらい食べるのかを考えながら取り組みます。
そうすることで、あなたもダイエットの成功に近づきます。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
- 体力低下、疲労、体の衰えを感じる
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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