若葉駅徒歩3分のパーソナルジム「セカンドフィットネススタジオ」

ジムを初めて利用する人が知っておくべき基礎知識

2019.03.08 (金)

スポーツジムの利用方法

ジムを初めて利用する人は、入会後に右も左もわからない状態になります。「ジムではどんな運動をすればいい?」「入会手続きには何が必要?」「どんなウェアを用意すればいい?」など、初めての人はわからないことばかりだと思います。そこで本記事では、ジムを初めて利用する人が知っておくべき基礎知識を紹介します。

手続きに必要なものを用意しよう

「ジムに入会したいけど、手続きの際に何を持っていけば良いかわからない」という人もいます。ジムの入会手続きには下記のものを用意しましょう。

 

入会手続きに必要なもの

●身分証明書
●印鑑
●入会金・登録料・事務手数料・初月度会費
(ジムによって会費の支払い方法が異なるため、銀行のカードや通帳が必要な場合もあります)

 

入会手続きは、規約の説明・書類の記入・会員証の発行などを行います。短くても10分、混雑時は20~30分以上かかる場合もあります。その後に他の用事を控えている場合は、その旨を受付スタッフに伝えておきましょう。

 

利用開始日ですが、入会手続きをした日が入会日となり、その日からジムを利用できます。月の中旬や月末の場合、会費を日割り計算したり、翌月スタートになる場合もあります。

 

※入会者が未成年の場合は、親の承諾書やサインが必要になる場合があります。

 

休会・退会について

休会・退会手続きの際は、会員証をご用意ください。身分証明書などは必要なく、印鑑も必要ないケースが多いですが、念のため用意しておいてもいいでしょう。

 

会費が口座引き落としの場合、手続きの期限を過ぎると翌月の会費も引き落とされてしまうので気をつけましょう。

 

休会の場合、休会中も在籍料がかかるジムもあります。また、入会キャンペーンに「○ヶ月在籍が条件」などもありますので、入会時にかならず確認しておきましょう。

 

休会手続きができていないと、会費だけ払い続ける幽霊会員になってしまいます。退会手続きがちゃんと出来ていないと「払うつもりがなかったお金」を払うことになってしまいます。

 

手続き関連の注意点

過去に「スタッフに退会の旨を伝えたはずなのに、毎月会費が引き落とされている。どういう事なんだ?」という方がいました。スポーツクラブは、口頭で伝えただけでは退会にはなりません。必ず退会手続きをしてください。

 

 

会員証の写真はちゃんと撮ろう

入会手続きの際に、会員証に貼る写真の撮影をします。ジムが初めての人は、写真撮影があることを知らずに、ラフな格好で手続きに行ってしまう場合もあります。

 

「今日は手続きだけだからいいだろう」と思い、女性は髪の毛がボサボサ・スッピン・部屋着のような服装、男性も寝癖に無精ヒゲの休日スタイルで行くと、その格好のまま撮った写真が会員証に貼られます。

 

そうすると毎回のチェックイン・チェックアウトの時に、フロントスタッフに会員証を渡すので恥ずかしい思いをしてしまいます。「まさか写真を撮られるとは思っていなかった」「もう少しちゃんとした格好で来ればよかった」という方も時々見かけます。

 

会員証は再発行もできますが、多くのジムがカード再発行は有料です。1000円程度でできるので大きな負担にはなりませんが、できるだけ最初の1枚で気に入った写真を撮れるようにしましょう。

 

 

トレーニングの種類を把握しよう

トレーニングには、マシントレーニング・フリーウエイト・自重トレーニングなどがあります。ジムが初めての方はスタッフに説明されてもよくわからないと思います。トレーニングの種類には、それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的やレベルに合わせたトレーニングをしましょう。

 

マシントレーニング

マシントレーニングは、スポーツクラブに置いてあるトレーニングマシンを使って行うものです。マシンのメリットは、決められた動作で行えるので、初めて筋トレをする人でも経験者と同じように鍛えられます。逆に決められた動きしかできないので、決まった部位しか鍛えられないというデメリットもあります。

 

フリーウエイト

フリーウエイトは、ダンベルやバーベルなど、マシンを使わずに行うトレーニングのことです。メリットは自分で自由にフォームを変えられて、複数の筋肉を同時に鍛えられます。例えばベンチプレスなら胸だけでなく、二の腕や肩も同時に鍛えられます。デメリットはテクニックが必要だということと、間違って行うとケガをする恐れがあることです。筋トレが初めての人にとっては少し難易度の高いトレーニングになります。

 

自重トレーニング

自重トレーニングというのは、自分の体重を使ったトレーニングのことです。腕立て・腹筋・背筋などが自重トレーニングです。ダンベルなどの器具も使わないので、初めての人でも安全に行なえます。自宅で行なえるというメリットもあり、ダイエットやトレーニング初心者は、この自重トレーニングから始めるのがおすすめです。

 

 

入館~体館の流れを決めておこう

初めてジムに通う人によく見られるのが、入会後に何をすればいいのかわからず、ジム内を彷徨ってしまうことです。親切なスタッフがいれば「何かマシンをお探しですか?」「使い方はわかりますか?」などの声かけがあります。しかし、基本的に会員数に対してスタッフの人数は少ないので、付きっきりで教えてくれるスタッフはいません。

 

まわりをキョロキョロ見渡しながら、他の会員の真似をしてマシンを少しだけ動かしてみる。何種類かマシンを使ったら、とりあえずエアロバイクに座って漕いでみる。モニターのテレビを見ながら適当なところで終了して帰る。そのように運動の目的がはっきりせず、なんとなくジムを利用している人も多いです。

 

そうならないために、自分の中でルーティーンを決めておきましょう。たとえば、ジムエリアに入ったらまず体重と血圧を測る。次にエアロバイクを5分だけ漕いで体を温める。体が温まったらストレッチエリアでストレッチを10分。体がほぐれたら筋トレマシンを使う。筋トレは、胸・背中・お腹・脚のマシンを10回×3セットずつ行う。次にランニングマシンで20分ジョギングをして、最後にまたストレッチを15分して終了。

 

このように、一連の流れを考えておくと、ジムが初めての人でもスムーズに利用できます。仮に使いたいマシンが埋まっていたとしても「じゃぁこっちを先に行っておこう」と、その場で変えることもできます。自分でメニューを作るのが難しい方は、スタッフにメニューを作ってもらってもいいでしょう。

 

 

スタッフの種類を知っておこう

ジムの中には、その会社の従業員として働くスタッフと、レッスンを担当するために外部から来ているインストラクターやトレーナーがいます。施設のことに関しての質問・相談はジムスタッフに聞き、運動や体のことに関してはインストラクターやトレーナーに聞きましょう。

 

この違いは服装でわかります。ジムスタッフは会社のユニホームを着て名札をつけています。外部のインストラクターはフィットネスウェアを着て、腰にウエストポーチをしていたり、ヘッドホンマイクをつけていることもあります。同じく外部のパーソナルトレーナーも自前のフィットネスウェアを着ていて、カルテや書類が入ったファイルを持っていることが多いです。

 

ジムスタッフはユニホームを着ているのでわかりやすいですが、外部のインストラクター・トレーナーは一般の会員と見分けがつきにくいです。そのような時はジムのロビーに貼られているスタッフ紹介を見て確認をしましょう。

 

 

トレーニングウェアを用意しよう

ジムに通うときは必ずトレーニングウェアを用意しましょう。私がオススメするトレーニングウェア選びのポイントは3つです。

 

まずは速乾性の高いウェアです。ジムでトレーニングをする時は、体温調節が大事です。汗をかいたままでは体温が下がります。またウェアが汗を吸って重くなります。体が冷える&動きにくいという問題を解決するために、できるだけ速乾性Tシャツを選びましょう。

 

次にオススメするのは、伸縮素材のストレッチウェアです。伸縮素材のウェアは、動作中のストレスがなく快適にトレーニングできます。逆にストレッチ性の低いウェアだと、運動中にたまに破けることがあります。私も実際にわきの下が破けたり、股が裂けて恥ずかしい思いをしたことがあります。試着時に体を動かしてみて、窮屈に感じないウェアを選んでみましょう。

 

そして長時間の運動にはコンプレッションウェアがおすすめです。ブランドとしては、アンダーアーマーやスキンズが有名ですが、体にぴったり合ったインナーシャツのことです。コスパを優先するならアンダーアーマー、機能性で選ぶならスキンズがおすすめです。

 

コンプレッションウェアのメリットは筋肉の疲労を軽減し、スタミナ向上、筋力アップなどがあります。また、むくみが解消されたり、血行がよくなるケースもあります。特に60分以上の長時間のトレーニングを行う方におすすめです。

 

ジムでNGな服装

運動にふさわしくない服装(ジーパン・ベルト・スカート・スーツ)での運動はNGです。特にタイトなジーパンやベルトは血流が制限されてしまったり、筋肉が圧迫されるなどのリスクがあります。トレーニングウェアではなかったとしても、Tシャツやジャージくらいは用意しましょう。

 

また、ビキニ・タンクトップ・タイツなど露出が多いウェアも、ジムによってはNGな場合があります。見た目だけの問題ではなく、汗が床に垂れたり、男性の場合は体臭などもあります。規則上は問題ありませんが、マナーの点から過度な露出は控えましょう。

 


動画解説「ジーパンで運動するのがNGな理由」

 

 

ジムのマナーを知っておこう

スポーツジムにはさまざまなマナーがあります。「何気なく行っていたことが、スタッフからマナー違反だと言われて注意されてしまった」という人もいます。たくさんの利用者がいるスポーツジムでは、一人ひとりがマナーを守って利用するように心掛けましょう。

 

1.マシンジムのマナー

マシンジムエリアでは他の会員と譲り合って使うのがマナーです。休憩中はマシンから降り、使用後は備え付けのタオルで汗を拭きます。ウエイトのピンは元の位置に戻す。ストレッチマットを使用後はタオルで拭く。これらはスポーツクラブでは基本的なマナーとされています。

 

パーソナルトレーニングを受けるとトレーナーが片付けを行なうことも多いですが、大型のスポーツクラブでは基本的に使ったものは自分で片付けます。もしもあなたがマシンを使うときに、前の人の汗で汚れていたら嫌ですよね。トレーニング器具は個人の所有物ではないので、他の利用者のことも考えながら運動しましょう。

 

2.スタジオのマナー

スタジオレッスンではインストラクターの指示に従いながら、レッスン前にヨガマットやステップ台などを用意しておきます。常連さんが前列に並ぶことが多いので、初めての人は後ろの方に場所を取るといいでしょう。インストラクターによっては初めて参加する人を最前列に呼ぶこともあります。

 

また、スタジオプログラムでは途中参加・途中退室ができない場合も多いです。プログラムは準備運動からメイン動作、そしてクールダウンという流れで構成されています。途中から参加すると準備運動をせずにいきなりメイン動作を行なうことになり、怪我のリスクが高まるからです。レッスンを受けるときは時間厳守を心掛けましょう。

 

3.プールのマナー

プールには複数のコースがあり、「歩行コース」「初級コース」「上級コース」などに分かれています。どのコースも右側通行がルールです。そして自分の泳力にあったコースを選びましょう。歩行コースではウォーキングのみです。バタ足、ゆっくり泳ぐ人、途中で立ち止まる人は初級コース。途中で立つことなく一定のペースで泳ぎ続けられる人は上級コースです。どのコースも他の利用者がいるので、休憩するときはコースの端に避けるようにしましょう。

 

プールのレッスンプログラムも自分の泳力にあったクラスを選びましょう。プログラム名にベーシック、ステップアップ、マスターなどが書かれていることが多いです。ベーシックは初級、ステップアップは中級、マスターは上級という意味です。また、☆の数でレベルが示されていることもあります。☆の数が多いほど上級者向けとなります。

 

 

まとめ

いかがでしたか。ジムを利用するときは、運動に必要なものを用意して、マナーを守りましょう。初めてジムに通う方は不安もあるかと思いますが、環境に慣れると楽しく運動できるようになります。

 

武内教宜 著書5冊の表紙 セカンドフィットネススタジオでは、
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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