2018.01.25 (木)
フィジーク大会やベストボディジャパンに出場する前に考えたいこと
2017.01.08 (日)
「フィジーク大会やベストボディジャパンには出ないのですか?」と聞かれました。私は出る予定はありません。フィジーク大会やベストボディジャパンというのは、かっこいい体を決めるコンテストです。結論からいえば、出たい人は出ればいいし、そうでない人は出なくていいです。
ジムよってはトレーナーから「ぜひコンテストに出ましょう」と、半ば強制的に勧められ、断るとトレーニングに対して本気じゃないといった扱いにされてしまうという話も聞いたことがあります。
これはフィジーク大会に限らず、ランニングをしている人に「ホノルルマラソンを目指しましょう」とか、自転車に乗っている人に「センチュリーライドに出ましょう」と提案するジムもあります。あくまでも提案ならいいのですが、誰かに強制されて出るものではありません。
たしかに出場者の体はかっこいいと思います。しかし、私が目指している体ではありません。誤解のないように言っておくと、フィジーク自体は好きです。ただ、セカンドフィットネスではトレーニングをする目的を明確にしながらワークアウトを行なっています。
筋トレをしているからフィジーク、ベストボディ、ボディービルをやるのではなく、理想の自分の姿に近づけるために行ないます。あなたが目指す理想の姿がベストボディジャパンであれば出場すればいいですし、そうでなければ出る必要はありません。
トレーニングには「特異性の原則」があります。目的に合わせたトレーニングをすることで目標達成に近づきます。たとえば野球のピッチャーが走りこみをしても急速は上がりません。サッカー選手がベンチプレスをしてもサッカーの技術は上がりません。
サッカー選手に「アスリートならベンチプレスを上げてみろ」と言っても、そもそもトレーニングの目的が違うので意味がないのです。
私はトレーナーとしてレッスンをしたり、セミナー講師としても登壇しています。そこで体調を崩さない体を作ったり、スーツを着こなせる体を作っています。コンテストに出場するための体作りとは異なります。
ちなみに、もしも私が競技として行なうのであれば、もっとスタミナと俊敏性を高めて、もう一度フットサルに挑戦します。フットサルをプレーする上で、胸板の厚みや肩幅の広さは必要ないのです。
流行りに乗ってやみくもに行ってしまうと、望む成果が出せないまま挫折してしまいます。一時的に目標を達成しても、燃え尽き症候群になってしまいます。トレーニングをする時は目的や目標を考えながら、それに合わせてワークアウトを行ないましょう。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
- 体力低下、疲労、体の衰えを感じる
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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