若葉駅徒歩3分のパーソナルジム「セカンドフィットネススタジオ」

下痢が続く腹痛「過敏性腸症候群」原因と対処法

2017.10.13 (金)

体の調子を整えたい

電車に乗ると腹痛になる理由

私の好きなテレビ番組アメトーーク。以前その番組で「腰痛い芸人VSおなかピーピー芸人」どちらがツラいか対決をしていました。私はどちらかと言うと、おなかが弱い方なので、お腹ピーピー芸人の腹痛エピソードに思わず共感してしまいました。

 

サバンナの高橋さんが「生放送番組の1時間はトイレに行けないプレッシャーから腹痛になりやすい」と言っていましたが、通勤途中の電車内で下痢になって慌ててトイレに駆け込んだり、大事な会議の前に限ってお腹が痛くなるという経験がある人もいるのではないでしょうか。一時的なものではなく、頻繁に続くケースもあります。

 

それらは過敏性腸症候群(IBS)という症状です。トイレがない場所に長時間いられず、各駅止まりの電車にしか乗れないことから「各駅停車症候群」とも呼ばれます。これは主にストレスが原因で、腹痛や下痢などを繰り返します。症状としては下痢型・便秘型・交代型(下痢と便秘を繰り返す)の3つがあり、男性は下痢型、女性は便秘型が多い傾向があります。

 

人間の腸は自律神経によって調整され、過度なストレス状態になると、この自律神経のバランスが崩れて腸が正常に動かなくなるのです。主な原因はストレスなので、会社が休みの日や遊んでいる時などは症状が治ります。しかし、いざ会社に向かうとなると、腸にストレスがかかり、通勤途中などで腹痛になります。

 

この対処法は、原因となるストレスを減らすための「定期的な運動」と「食生活の改善」です。運動することはストレス解消にもなりますし、自律神経を整えるのにも有効です。30分程度のウォーキングを日常的に行なうだけでも効果があります。

 

食生活で意識したいのは腸内環境です。善玉菌と悪玉菌のバランスや、消化吸収のできる胃腸を作ることで改善できます。電車内で腹痛に悩んでいるあなたは、定期的な運動と、食生活の改善を意識しましょう。

 

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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