2017.08.20 (日)
ダイエット中に暴食する原因と効果的な対処法5選
2021.08.03 (火)
体重を減らしたい・痩せたい
そのようなお悩みにお答えします。
✅ダイエット中に暴食をする原因
✅ダイエット中の暴食の対処法5選
ダイエット中の食べ過ぎは良くないと分かっていても、衝動的に暴食をしてしまう人も少なくありません。
そのような方は意思が弱いのではなく、ホルモンバランスが乱れていたり、暴食をしやすい環境にあります。
そこで本記事では、ダイエット指導を15年間行なってきた経験から、衝動的な暴食を防ぐ方法を5つ紹介します。
ストレスなく体重管理をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ダイエット中に暴食をしてしまう原因
ダイエット中に暴食をしてしまう人は、過度なストレスが溜まっていたり、ホルモンバランスが乱れている可能性が高いです。
特に女性は、月経前はホルモンの変動によって心が大きく揺らぎます。
そのため、何かの拍子で強い衝動に駆られてしまい、判断力を失いやすくなります。
暴食だけでなく、大量の買い物をしたり、お喋りが止まらないなど、衝動を抑えられずに何かしらの行動をしている場合は、ホルモンバランスの変化が考えられます。
そしてその衝動を食べ物に向けてしまうと、悪いサイクルが生まれます。
スイーツバイキングなどで甘いものを食べると一時的に幸せな気持ちになります。
これを「多幸感」といいます。
ドーパミンやアドレナリンが分泌されることで、食欲がどんどん増していきます。
感情のコントロールができず、欲に任せて食べ続け、その場は満足しても翌日になって罪悪感に駆られます。
ダイエット中に暴食をしてしまう人は、このような負のサイクルに陥っているケースが多いです。
ダイエット中の暴食の対処法5選
ダイエット中に暴食をしてしまう人は、次の5つを心がけましょう。
対処法①「食べ物を視界から外す」
1つめの対処法は、食べ物を視界から外すことです。
物理的な距離を取ることで暴食を防げます。
どんな人でも目の前に美味しそうな物があれば食べたくなります。
それは人の本能として当然のことです。
そのため、一番の対処法は目の見えるところに食べ物を置かないことです。
それでも暴食が抑えられない場合は、冷蔵庫や戸棚の中に食べ物を置かないようにしましょう。
視界から外しても、冷蔵庫や戸棚に食べ物があることを知っていると食べたくなってしまいます。
食べ物は必要最低限しか買わないようにして、食べられない環境を作ります。
これは禁煙などでもよく行われる対処法です。
タバコが吸える環境で我慢するのはツラいので、ライターを持ち運ばないなどタバコを吸えない環境を作ります。
対処法②「深呼吸で冷静さを取り戻す」
食べたいという感情が高まったら、行動を起こす前に深呼吸をしましょう。
4秒かけて吸い、8秒かけてゆっくり吐くと、副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になると心にブレーキがかかり、高まった感情を抑えられます。
衝動的に暴食してしまう人は、自分でもビックリするくらい食べてしまいます。
それは思考が正常に働いていないためです。
そのようなときに深呼吸をして副交感神経を優位にすると、冷静さを取り戻せます。
また、コップ1杯の水を飲んでみるのもおすすめです。
水を飲むだけでも心が落ち着き、副交感神経が優位になります。
対処法③「黒い食材を食べる」
女性は排卵後~月経前は食欲が増します。
そのようなときは黒い食材を食べて、体の代謝を高めましょう。
黒い食材には過食を予防する効果があり、ダイエット中の暴食を防げます。
黒い食材には以下のものがあります。
これらの食材には食物繊維も豊富で、腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が整うと代謝も上がりやすく、ダイエットにもおすすめです。
対処法④「ほどよくアルコールを摂る」
ほどよいアルコール摂取は副交感神経を高めて、気分をリラックスさせてくれます。
やけ酒に注意すれば、お酒を飲んで気分転換するのもおすすめです。
ダイエットに向いているお酒は、日本酒・焼酎・ウイスキーなどです。
日本酒にはセロトニンの材料となるトリプトファンなど、体内では作れない必須アミノ酸が含まれています。
焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は糖質ゼロなので、飲み過ぎなければダイエット中でも飲めるお酒です。
おつまみも、枝豆や冷奴を選べばビタミンが取れますし、卵焼きや刺身を選べばタンパク質を摂取できます。
そのため、お酒やおつまみの種類に気を付ければ、ダイエット中に飲酒をしても問題ありません。
対処法⑤「食べたいものは食べる」
女性が排卵後~月経前のタイミングで食欲が増すのは、女性ホルモンが正常に働いてるとも言えます。
そのようなときは無理に我慢せず、食べたいものを食べてもOKです。
我慢を続けた反動からドカ食いする方が、体にとっては悪影響です。
「排卵後~月経前の食べすぎは許してあげる」という自分ルールを作ってみるのもいいでしょう。
このときのポイントは、勢いに任せた暴食ではなく、心を満足させる食べ方を意識します。
普段は買わないような高級チョコレートを買ってみたり、人気カフェのおすすめスイーツを食べるなどです。
勢いに任せた暴食は罪悪感が残りますが、心を満足にする食事は「食べてよかった」と幸せな気持ちが残ります。
自分にとってご褒美となる食べ物や飲食店を探してみましょう。
まとめ
ダイエット中に暴食をしてしまう人は、どこに「引き金」があるのかを知っておきましょう。
そしてその引き金からなるべく遠ざかることが大切です。
自分の意思だけで何とかしようとしても、おそらく暴食は防げません。
まずは「食べ物を視界から外す」「手の届く場所に置かない」から行なってみてください。
食べ物との距離を取ることで、ダイエット中の暴食を防げます。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
- 体力低下、疲労、体の衰えを感じる
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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