ジムで運動してるのにダイエットに失敗する人の特徴

2018.08.28 (火)

「ジムで運動しよう」というのは、ダイエットやボディメイクをする上で多くの方が考えることではないでしょうか。実はこの考えがダイエット失敗の原因となっています。

対処法よりも原因解決が先

私はジムインストラクターとして活動していますが、「ジムでどんな運動をしたらいいですか？」「運動メニューを組んでもらえませんか？」という質問や相談をよく受けます。しかし、ジムに通うときに最初に考えるべきことがあります。それは現在の体になってしまった「原因」です。

太ってしまった原因の大半は、運動不足ではなく、お菓子やお酒などによるカロリーオーバーです。ダイエットに失敗しやすい人は、食事が原因で増えてしまった体重を、運動で落とそうと考えます。しかしそれが間違いなのです。

太ってしまった原因である食事を見直さない限り、どんなに運動をがんばっても痩せません。最初に考えるべきは「対処法」ではなく「原因」です。

｢ジムに来た時くらいは一生懸命がんばります｣という人もいます。これが食事が原因で増えた体重を、運動で解決しようとする人の考えです。

日常生活の中で太ったのなら、日常生活を見直す必要があります。お菓子を食べていたり、深夜に炭水化物を食べたり、お酒の飲みすぎなど、太ってしまった原因と向き合いましょう。

ジムに来たときだけ頑張るのではなく、むしろジムに来たときは頑張らなくていいのです。効果的なスポーツジム活用法は、トレーナーから正しいノウハウを得たり、一週間の成果をチェックすることです。スタイルの良い会員さんを見てモチベーションを上げるのもいいでしょう。

ジムで運動しているのに痩せないという人は、まずは太る原因に目を向けて、根本から解決していきましょう。ダイエットを成功させるコツは、｢対処法｣ではなく｢原因解決｣を行うことです。

たとえばあなたが乗っているボートの底に穴が空き、水が浸水してきました。あなたはどのような行動をとるでしょうか。

浸水してきた水をかき出そうと考えるかもしれませんが、まず最初にやるべきことは、ボートの底に空いた穴をふさぐことです。どんなに水をかき出しても、穴をふさがないかぎり水は浸水してくるからです。

便秘に悩んでいる人は、便秘薬や下剤を飲むのではなく、便秘になってしまった原因（栄養不足など）から解決しましょう。いくら下剤を飲んでも原因を解決しないかぎり、これからも便秘と付き合っていくことになります。

腰痛になって整体に通う人も同じです。痛みが出たから整体に行くというのは対処法にすぎず、腰痛の原因となっている姿勢の崩れを正す必要があります。整体に通って一時的にラクになっても、腰痛の原因となる姿勢の歪みを正さない限り、一生整体に通うことになります。

睡眠不足で疲れが取れない人が、栄養ドリンクを飲みながら１日をやり過ごしているケースもあります。栄養ドリンクを飲めば１日くらいは元気が出ますが、次の日にはまた疲れてしまいます。どのような栄養ドリンクを飲むかよりも、まずは睡眠時間を確保する工夫をしましょう。

セカンドフィットネススタジオでは、

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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。

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1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー１位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo！ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。