2019.02.08 (金)
ジムでトレーニング初心者がやりがちな間違ったストレッチ
2018.08.27 (月)
ジムでトレーニング初心者がやりがちな間違ったストレッチがあります。それは、首のストレッチです。トレーニング前に準備体操をするのは素晴らしいことですが、その準備運動で体を痛めてしまうこともあります。
よく見かけるのが、頭を手で押さえながらの首のストレッチです。より伸びが強くなりますが、逆に痛めてしまう可能性があります。私はそのような負荷をかけるストレッチはおすすめしません。特に首周りはデリケートな場所なので、無理に伸ばさないように気をつけましょう。
頭の重さは体重の1/10もあると言われています。体重が60kgなら6kgです。ボウリングの球と同じくらいの重さがあるので、頭を傾けるだけで、あとは重力が手伝ってストレッチしてくれます。首の後ろを伸ばしたい場合は前に傾けます。首の前を伸ばしたい場合は上を向きます。
首の横を伸ばすときも、伸ばしたい側と逆に首を傾けるだけです。右側を伸ばしたい場合は左へ、左側を伸ばしたい場合は右へ傾けます。この時のポイントは、首の角度にあります。首を横に傾けるときの角度は50度までにしましょう。首を横に曲げすぎてしまうとケガの原因となりますので、注意が必要です。
間違いを修正するには10倍の練習が必要
ジム初心者の方は最初だけでもインストラクターのトレーニング指導を受けることがおすすめです。なぜなら、ジム初心者ほど習得がはやいからです。
新しい動きを身につけるには300~500回の反復練習が必要といわれています。一方で、既に身についている悪い癖を直すには3000~5000回の反復練習が必要となります。
ジム初心者が間違ったトレーニングやストレッチを反復すればするほど、脳と筋に誤った情報伝達回路が形成されてしまいます。一度間違って覚えてしまうと、直すのに10倍も努力が必要になるのです。
本来は1ヶ月で覚えられるトレーニングを、変なクセを直すのに10ヶ月。1年で覚えられるトレーニングを10年もかかってしまうのです。
ジム初心者の方は間違ったトレーニングやストレッチが身につく前に、インストラクターの指導を受けるようにしましょう。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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