2021.10.03 (日)
腹筋の正しいやり方。必ず知っておくべき2つのポイント
2017.07.18 (火)
お腹をへこませたい
腹筋の正しいやり方
今回の動画では腹筋の正しいやり方を紹介します。まず腹筋には「シットアップ」と「クランチ」という2種目があります。起き上がる動作が一般的に行なわれているシットアップという腹筋ですが、初心者はおへそをのぞき込むクランチから行なってみましょう。
正しい腹筋(クランチ)のやり方には、知っておくべきポイントが2つあります。1つは床から45度まで持ち上げること。シットアップのように体を起き上がらせるとお腹の力が抜けてしまいます。45度まで持ち上げたらゆっくり下ろしていきましょう。
もう1つは背中を丸めながら行なうことです。背筋を伸ばしたまま行なった方がキレイな姿勢だと思いがちですが、筋肉は伸び縮みによって鍛えられます。背骨を1つずつ折り曲げていくようなイメージで、体を丸めていきましょう。
そしてこの動作中に首が痛くなってしまう方もいます。男性は勢いをつけてしまい首に負担がかかる。女性は腹筋の力が弱く、起き上がる時に全身に力が入り過ぎている。そんな事がよく起きてしまいます。
頭の重さは体重の1/10程あるのをご存知でしょうか。私の場合は体重60kgなので、6kgくらいの重さです。ボウリングの球を首1本で支えているような状態です。それだけ首には負担がかかっているのです。
腹筋動作で首に負担がかからない方法は、首を固定すること。目線が上を向いたり下を向いたりするような動作は、頭が上下に動いてしまうので、首に負担がかかってしまいます。頭の後ろに軽く手を添えて負担を和らげてあげましょう。手に力を入れ過ぎると、逆に首を痛めてしまうので、あくまでも軽く添えましょう。
さらに呼吸の方法にも注意しましょう。息を「フゥー」と吐くと首の筋肉が使われやすいのでタメ息を吐くように「ハァー」と呼吸しましょう。呼吸時の口の形は「ウ」の口ではなく「ア」の形を作ります。
また、首の筋肉を使うというのは悪い事だけではありません。首周りにはたくさんの神経が通っていますし、体の中でも大事な場所ですので適度に鍛えてあげましょう。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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