2020.11.11 (水)
下っ腹が出る原因。ぽっこりお腹の人が5歳若返るコツ
2018.01.27 (土)
お腹をへこませたい
下っ腹が出る原因の1つに骨盤のゆがみが考えられます。見た目はスリムなやせ型なのに、下っ腹だけ出ている人もいます。「腹筋運動でお腹が硬くなった。有酸素運動で体脂肪も落ちてきた。なのに下っ腹が出ている気がするのはなぜだろう?」そのような経験がある人もいるのではないでしょうか。
骨盤が前に傾くことで、下っ腹が出やすくなります。内臓の位置も下がり、痩せているのにお腹だけポッコリ出ている体になるのです。細いのにポッコリお腹の人は骨盤の歪みをチェックしてみましょう。
骨盤のセルフチェックのやり方は、床に仰向けに寝た状態で、床と腰のすき間に手のひらを入れます。手のひら1枚分が丁度よく、スカスカなくらい隙間が空いていたら骨盤が前傾、手のひらが1枚入る隙間もなければ骨盤が後傾しています。
エステなど美容サロンで良いとされる姿勢は骨盤が前に傾き、反り腰であるケースが多いです。たしかに腰のアーチを強くすることでくびれて見えますが、ぽっこりお腹は改善されません。
特に女性の場合、ただでさえ骨盤前傾タイプの方が多いので、さらに腰の反りを強くするのはおすすめできません。下っ腹が出る原因を強めていることにもなってしまうからです。
大手エステサロンに3年間通われていたHさん(30代女性)は、ウエストのラインはきれいになり、スリムな体型になったものの、下っ腹だけは改善されなかったそうです。
ポッコリお腹には、太ももの前後の筋力バランスが関係しています。太ももの前が強くて、後ろが弱いため、骨盤が前に引っ張られています。なので、太ももの後ろの筋肉を鍛えて、骨盤を元の位置に戻してあげましょう。
実際にHさん(30代女性)のエクササイズ指導をしても、太ももの後ろが弱く、スクワットのような屈伸運動を行なうと、ほとんど太ももの前側に効いてしまいました。
太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)は、膝の曲げ伸ばし運動で鍛えられます。立った状態でかかとをお尻に近づけるように膝を曲げます。この曲げ伸ばし運動を繰り返しましょう。立ち姿勢がキツイという方は、うつ伏せに寝て行います。
痩せているのにお腹だけ凹まないという方は、ぜひ骨盤の歪みにも目を向けてみましょう。骨盤が正しい位置になるだけでも5歳若く見えますよ。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
- 体力低下、疲労、体の衰えを感じる
など、40代からの体の悩みがある方に向けた運動指導・健康セミナー・オンライン講座・遠隔レッスン・各種イベントをご提供しています。
ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
体験レッスンのご予約・お問い合わせはこちら
お問い合わせフォーム »▼シェアをお願い致します!▼
プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
関連する投稿
2016.12.19 (月)
2021.01.30 (土)
2020.02.05 (水)
2017.12.11 (月)
2021.07.16 (金)
▼『下っ腹が出る原因。ぽっこりお腹の人が5歳若返るコツ』の前後の投稿はこちら▼