2018.12.17 (月)
「ジムのランニングマシン」と「屋外を走る」どっちが痩せる?
2019.01.26 (土)
「ジムのランニングマシン」と「屋外を走る」では、どちらが痩せるのでしょうか。走るという動作は同じなので、一見同じように思うかもしれませんが、実はダイエットの効果は違います。
結論からいえば、屋外を走る方が痩せやすいです。同じ速度・同じ時間を走ったとしても、運動量が違います。ジムのランニングマシンでは、ベルトコンベアーの上を走っているので、実際は自分の力で前に進んでいるわけではありません。
ジムのランニングマシンは乗っているだけで勝手に進みます。傾斜角度0%で使用すると、屋外の「下り坂」を走っているのと同じくらいの運動量になります。平らな道を走るのと同等の運動量にするためには、傾斜角度を3%以上にする必要があります。
さらに傾斜角度を上げていくと「上り坂」を走っているのと同じ状態になります。走り慣れている人は5~8%ほどの傾斜をつけて走ってみましょう。
よく見かけるNGなケースがあります。いつも屋外で30分ランニングをしている人が、「今日は雨が降っているからジムで30分走ろう」といって、ジムのランニングマシンで30分走ります。残念ながら、それでは運動量は同じにはなりません。
ジムのランニングマシンではエネルギーの消費量が少なくなってしまうため、ダイエットを目的としている人は屋外を走るのがベストです。
ジムのランニングマシンのメリット
ダイエットにおいては屋外を走る方がいいとお伝えしましたが、ジムのランニングマシンを使うメリットもあります。それは膝や腰などにかかる負担が少ないということです。
ジムのランニングマシンはコンクリートと違い、着地の際に体への負担が軽減されるように作られています。屋外を走ると膝が痛くなるという人でも、ランニングマシンであれば痛みが出ずに長く続けられるという人もいます。
また、屋外は信号待ちなど走るペースが乱れますが、ジムのランニングマシンは一定のリズムで走れます。天候に左右されたり、風の抵抗もないので、快適にランニングを楽しめます。
「ジムのランニングマシン」と「屋外を走る」。それぞれにメリット・デメリットがあります。あなたの運動レベルや、その日の体調に合わせて選んでみましょう。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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