2017.08.10 (木)
ダイエット失敗例。「練習のための練習ではなく、試合のための練習」
2016.11.15 (火)
ダイエット失敗例
ダイエットの失敗例があります。「筋肉をつけたい」という方がトレーニングをしました。筋肉をつけたい理由はフルマラソンを走ることでした。その方は筋肉をつけて体が重くなったことでタイムが遅くなってしまいました。
他にもこんな人がいます。「たくましい体になって女性にモテたい」という20代男性です。ムキムキの体をつくることには成功しました。腹筋も6つに割れました。しかし、女性からは怖がられるようになってしまいました。たくましい体にはなったけど、モテるようにはなっていません。
「健康的なカラダになりたい」という40代男性。20代にも負けないほどの完成された体になりました。しかし、体脂肪を落としすぎたせいで風邪を引きやすくなりました。数値だけを見れば健康診断をクリアできます。ですが、風邪を引きやすくなっているので、健康的なカラダとはいえません。
このようにただ鍛えたり、痩せるだけでは、ダイエットの成功とはいえません。何のためにそれをするのかという目的がないから失敗するのです。私は痩せたいという相談を受けたときに、痩せてどうなりたいかを聞いています。さらに「いつまでに」「どうなりたいのか」という質問もします。
あなたの目標は、目的と一致しているでしょうか。体が変わったのにモヤモヤ感が残っている人は、もしかしたら目的と目標が一致していないのかもしれません。
私の体づくりの目的は3つです。
①洋服屋さんで既成品の服を着こなせるようになる
②旅行やアウトドアを楽しめるような健康状態になる
③スイーツを食べても太らない体型をつくる
たとえば、ムキムキになっても洋服が着られなけば失敗です。ハードなトレーニングでパニック障害が悪化しても失敗。食事制限をしすぎてスイーツが食べられなくても失敗。私の場合、体重や見た目の変化はもちろんですが、上の3つを満たしてはじめて成功したといえます。何のためのダイエットかというと、上の3つを満たすため。なので筋肉のボリュームや体重の変化というのは、あくまで目安にすぎません。
スポーツの世界では「練習のための練習ではなく、試合のための練習をしよう」といいます。ダイエットも同じです。痩せるためのダイエットではなく、何のためのダイエットなのかを考えてみましょう。ダイエットに失敗する人の多くが、痩せるためのダイエットになってしまっています。ダイエットがうまくいっていないあなたは、なりたい自分に近づいているかどうかを確認してみてくださいね。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
- 体力低下、疲労、体の衰えを感じる
など、40代からの体の悩みがある方に向けた運動指導・健康セミナー・オンライン講座・遠隔レッスン・各種イベントをご提供しています。
ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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