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スポーツクラブのいじめ問題。ジムに行きたくない理由

2019.03.24 (日)

ジムでよくあるトラブル・悩み

スポーツクラブの会員の中には、いじめに悩んでいる人もいます。ジムに行きたくなくなる理由の1つの理由として、人間関係のトラブルが挙げられます。本記事では、スポーツクラブ内でのいじめ問題についてお話します。

スポーツクラブに苦手な人がいる

 

スポーツクラブにはスタッフを含め、たくさんの人がいます。中には「この人は苦手だなぁ…」と思う人もいるかと思います。いじめを受けたり、傷つくことを言われたり、迷惑行為に悩まされている方もいます。そのような場合は、自分の中で気持ちの整理をしましょう。

 

例えば、ジムで嫌なことが4つあったとします。
①あの人の喋り方が偉そうでなんかムカつく
②他の人がダイエットに成功したことを自慢してきた
③使っていないマシンに座り込んで占領している
④順番待ちで並んでいたら他の人に割り込みされた

 

その時に、「個人的な感情的」と「迷惑行為」に分けます。①と②は個人的な感情、③と④は迷惑行為になります。

 

迷惑行為の場合は本人に注意するか、もしくはスタッフから注意してもらいます。個人的な感情に関しては、あなたが不快に感じているというだけで、相手はそのようなつもりはないかもしれません。まずは個人的な感情は置いておき、迷惑行為に対して対処していきましょう。

 

 

なぜその人のことが苦手なのか?

「現在通っているスポーツクラブに嫌いな人がいます。ストレス解消のために通っているのに、逆にストレスが溜まります。どうしたら良いでしょうか?武内さんはもしも通っているスポーツクラブに嫌いな人がいたらどうしますか?」

 

スポーツクラブではよくある悩みです。そのような場合、私はなぜその人を嫌いなのかを考えています。

 

①自分に危害を加える人だから?
②自分がただ嫌いに思っているだけ?

 

意外と多いのが、②の自分がただ嫌いに思っているだけのケースです。「話し方がなんかムカつく」「嫌いな上司に顔が似ている」「話し声が耳障りだ」「理由はないけど何となく気に入らない」このような理由です。これはあなたに直接迷惑をかけているわけではないので、相手は悪くありません。

 

これはスポーツクラブの人間関係に限ったことではありません。自慢話ばかりする男性や、相手によって態度を変える女性など、「この人ちょっと苦手だなぁ…」という人はどこにでもいます。もし私だったら、苦手な人と付き合っていても仕方ないので、会わないように行動場所を変えたり、時間をズラしてジムに通うようにします。

 

 

迷惑行為はスタッフに相談

下記のような場合はスポーツクラブの迷惑行為にあたりますので、早急に対処しましょう。

 

・割り込みをしてくる
・使っている器具を横取りする
・大きな声で怒鳴ったり威嚇してくる
・なにかと文句を言ってくる
・付き添いの子供がいたずらをしてくる

 

もしもあなたが本当に危害を加えられているのであれば、すぐにスタッフに相談しましょう。注意の呼びかけや改善策を提案してくれるはずです。一人で悩まずに相談してください。

 

 

スポーツクラブでいじめられたS様(30代女性)

 

30代後半女性のS様もスポーツクラブでのいじめを経験した1人です。S様は女優の米倉涼子さん似でスタイルがよく、仕事ができるバリキャリ系の美人さんです。スタイルも良く、仕事もできるので、まわりから憧れの存在のようなS様ですが、スポーツクラブでいじめを受けてしまいました。

 

 

いじめの理由は「嫉妬」

スポーツクラブには「仲良しグループ」や「派閥」があります。シニア世代の方もたくさん通われていて、30代後半のSさんは仲良しグループの中で最年少だったそうです。若くて美人だということで、ジムのおばさま方から目の敵にされ、嫌がらせを受けていたそうです。

 

自分だけ無視をされたり、セクハラともいえるような悪口や嫌味を言われたり、終いには「はやく辞めてくれないかな?」と、わざとSさんに聞こえるような大きな声で陰口を言われたそうです。Sさんは自分にも否があったのではないかと心配になり、いじめの理由をジムスタッフに聞くと、ただの嫉妬のような内容だったそうです。

 

 

悩むだけ時間の無駄

そのような人付き合いを続けていても自分のためにならないと感じたSさんは、決断をしました。誰と付き合うべきか、自分の居場所はどこにあるのか、何をすれば自分の望む姿になれるのか。もともとバリキャリ系で頭の回転がはやく、切り換えも早かったSさんは、スポーツクラブを退会して日常生活でできる工夫をし始めたのです。

 

「30回イスから立ち上がる機会があれば、スクワットを30回行ったのと同じ」「会社の外にある自販機にコーヒーを買いに行けば、ちょっとしたウォーキングになる」「昼食も社員食堂ではなく、オフィスから少し離れた飲食店まで食べに行く」「お手洗いに行くときも、1フロア上のトイレを使う」「イスに座っている時は両足の膝をくっつけて内ももを引きしめる」

 

このように、スポーツクラブに通うのではなく、日常生活そのものをワークアウトとして考えるようになりました。Sさんは何においても、できない理由や言い訳をせず、どうすればできるのかを考えています。そして、考えても不可能なことは切り捨てています。「悩むだけ無駄」「考えている時間が勿体無い」これはSさんがよく口にしている言葉です。

 

 

「逃げた」と思われるのが嫌

 

「私はバレエやヨガのレッスンを受けています。正直、ジム初心者の私には今のクラスはレベルが高いです。もっと初心者向けのクラスに変えたいと思っています。また、最近はスポーツクラブに通うよりも他のカルチャー教室に通おうかとも思っています。ですが、ジム仲間から、逃げたと思われるのが嫌なんです」

 

このようなご相談を頂きました。「逃げた」と思われるのが嫌だという気持ちはすごくわかります。私はそのようなときは「もっと夢中になれるものが見つかったんだ」「自分の適性を判断した上での選択だよ」と言っています。逃げるわけではなく、前向きな方向転換です。

 

ジム初心者の場合、他のスポーツクラブでの経験がないので何が正しいかの判断が難しくなります。そこで第三者から逃げたと言われてしまうのを恐れ、本当にやりたいことをガマンしてしまいます。しかしジムに通うのは、誰かのためではなく、あなた自身のためです。自分の気持ちを正直に伝えてみましょう。

 

 

「逃げんじゃねーよ」といわれた体験談

同じような経験が私にもあります。高校のサッカー部での話です。部員が100人近くもいる強豪チームに所属しており、練習も厳しく、3年生の引退まで続けられるのは、入部希望者の半分もいません。

 

残念ながら私の実力ではどう頑張ってもレギュラーにはなれず、パニック障害も発症してしまい、2年生のときに退部しました。その時にチームメイトから「逃げんじゃねーよ」といわれたのを覚えています。しかし、その経験があったからこそ、現在は運動指導者として仕事ができています。

 

レギュラーになれないとわかったまま選手を続けていたら、私のスポーツ人生はそこで終わっていたかもしれません。当時のチームメイトからすれば逃げたと思われるかもしれませんが、私は当時のチームメイトよりも、長く深くスポーツに携わることができています。

 

もしあなたが「逃げた」といわれることを恐れて、本当にやりたいことをガマンしているなら、それは誰のためのガマンなのかを考えてみてください。逃げたと思われるかどうかは、その後の行動次第で変わります。

 

 

あえて嫌われることで解決する

 

スポーツクラブにはさまざまな年代、性別、職業の人がいます。元々友達だったわけではなく、ジムで顔を合わせる程度。相手の地雷がどこにあるかなんてわかりません。何気ない発言をきっかけに、特定の人から嫌われてしまったというケースもよくお聞きします。人から嫌われたことにストレスを感じてしまうこともあるでしょう。しかし、自分の言動が間違っていないと思ったら、引きずる必要はありません。あなたとは価値観が合わなかっただけです。

 

 

嫌われる人ほどファンも多い

私はいつも「10人に嫌われても、1人に共感してもらえればいい」と思っています。なので物事をハッキリと言って、批判を受けるときもあります。しかし、自分の気持ちに正直に行動していると、1人に嫌われても、3人のファン(共感者)ができます。私のことが嫌いなその1人には、とことん嫌われます。攻撃されたり、ネットで叩かれたり。しかし、それ以上に共感してくれる人が増えます。

 

たとえば、このセカンドフィットネススタジオ。スポーツクラブが苦手な人を対象にしています。スポーツクラブの「デメリット」に焦点を置き、それを解決させる方法を提案しています。すると、スポーツクラブ関係者に嫌われます。

 

「なんでジムの悪い部分ばかり取り上げるんだ。嫌味なやつだな。営業妨害か?」「過去に失敗した人からまだお金を搾りとろうとしているのか?」と言われた経験もあります。ここ数年でかなり敵(アンチ)も増えました。

 

しかし、スポーツクラブの幽霊会員になった人・会費だけ無駄にした人・レッスン内容に不満を感じていた人など、スポーツクラブが合わない人からは共感を得ています。おかげさまで現在はメンバーも100名を超え、このコラムの読者も1万人を超えました。敵をつくっても、それ以上に共感者が増えているのです。

 

 

何を言っても嫌われる

Aを選べば、B派の人から批判を受けます。Bを選べば、A派の人から批判を受けます。結局何をしても批判はあります。だったら自分の思うべき行動をしましょう。

 

「武内さんはテンションが低くて、ノリが悪いですね」とよく言われます。ですが逆に「武内さんは穏やかなので、一緒にいて安心できます」とも言われます。同じ行動をしていても、人によって受け取り方が違うのです。あなたの性格について嫌なことを言われたとしても、その反対に受け入れてくれる人もいるということです。

 

たまに厳しい発言をすると「なんでそんなに冷たいことを言うんだ」と怒られることもあります。しかし、「本音で言ってくれてありがとう」と感謝されることもあります。

 

実は当たり障りのないことしか言わない、どっちつかずな人が一番敵をつくっています。八方美人のような、みんなから好かれようとする人ほど、誰からも共感を得ていません。

 

 

嫌われて困る相手とは?

そもそも人から嫌われて何か困ることがあるのでしょうか。あなたのことを嫌いな人は、あなたにとって付き合う必要のない人。だからあなたの元から去っていっても問題ありません。むしろあなたに危害を加える人が去っていった方が良くありませんか?

 

嫌われることを怖がる人も多いですが、それはあなたにとってプラスのことです。あなたに必要な人だけを選ぶことができるからです。「人に嫌われる」=「好きな人とだけ付き合える」ということです。

 

人間関係にも新陳代謝があります。人が一度に付き合える人数には限りがあり、その限りある人数を、嫌いな人で埋めてはいけません。人間関係も良い循環をつくっていきましょう。

 

 

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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。

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プロフィール:武内教宜

武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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