2021.04.08 (木)
たくましい体作りのポイント。食べても太れない人の食事内容
2019.04.02 (火)
たくましい体作りのポイント
春になり、コートを脱ぐなど体のラインが見えるようになりました。春服を着こなしたり、夏に向けてダイエットをしている女性と同じように、夏に向けてたくましい体になりたい男性もたくさんいます。
たくましい体を目指す細身の男性で「たくさん食べているのに太れない」という人がいます。もちろん消化吸収が悪いとか、活動量が多くて食べた以上にカロリーを消費しているケースも考えられます。しかし、1日の食べた量をお聞きすると、一般男性の平均よりもはるかに少ない人がほとんどです。
もともと私もかなり細身の体型です。標準よりも10kg少ない痩せ型でした。高校のサッカー部時代、軽井沢で行われた合宿でのことです。毎日チームメイトと一緒に食事を摂ります。その時に自分の食事量の少なさを実感しました。まわりの人は山盛りのご飯をおかわりしながら食べていて、私は一人前の食事が食べきれずに、いつも居残りで食べていました。
私は兄弟(家族)の中でもたくさん食べる方だったので、自分は食が細いという感覚はありませんでした。しかし部活の合宿で他の人の食事量を見て、私は全然少ない方だということに気づいたのです。監督からも「体を作るためにもっと食べろ」と怒られました。自分ではたくさん食べているつもりでも、全然足りていなかったのです。
これは太っている人が「私はあまり食べていない」と言うのと同じです。本人はあまり食べているつもりがなくても、カロリー計算をしてみると一般人の平均カロリーよりも多く食べています。どれだけ食べたかの基準が、本人の基準になってしまっているのです。
実際にこのようなケースもあります。痩せている人が回転寿司で8皿食べて「今日はたくさん食べた」と言いました。一方で太っている人は、10皿食べて「今日はあまり食べなかった」と言いました。
痩せている人の「満腹」と、太っている人の「少なめ」を比較すると、痩せている人の満腹の方が少ないのです。たくさん食べても太れないという細身男性は、まずは一般的に必要な摂取カロリーを摂るように心掛けましょう。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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