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浮き輪肉の落とし方|お腹のつまめる脂肪を落とすコツ

2022.04.30 (土)

お腹をへこませたい

お腹の浮き輪肉の落とし方
ダイエットで体重が減っても、お腹の浮き輪肉だけがどうしても落ちません。浮き輪肉はどうすれば落ちますか?

そのようなご質問にお答えします。

この記事の内容
✅浮き輪肉の正体
✅浮き輪肉が付きやすい人の特徴
✅浮き輪肉の落とし方

浮き輪肉というのは、お腹周りについている脂肪のことです。

お腹は体の中でも特に脂肪が落ちにくい部位で、多くの方が気になっているお悩みの1つです。

そこで本記事では、ダイエット指導歴16年のパーソナルトレーナーが浮き輪肉の落とし方を紹介します。

ダイエットで体重は減ったけどお腹の脂肪だけが落ちない方や、痩せ型なのにお腹にだけお肉が付いている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

武内教宜
武内教宜
実際のレッスンでも浮き輪肉の落とし方を紹介しています。映像で見たい方は下の動画をご覧ください!

浮き輪肉の正体は皮下脂肪

お腹の脂肪

 

脂肪には自分の手でつまむことができる「皮下脂肪」と、自分の手ではつまめない「内臓脂肪」があります。

お腹周りの浮き輪肉の正体は、自分の手でつまむことができるので「皮下脂肪」です。

まずダイエットをすると最初に内臓脂肪から落ちていき、その後に皮下脂肪が落ちます。

そして脂肪が落ちやすい順番としては、手足などの体の末端部位から落ちやすいと言われています。

そのため、ただでさえ皮下脂肪は内臓脂肪よりも後に落ちるのに加えて、部位別で見てもお腹は最後に落ちる部分です。

なので前提として「お腹の浮き輪肉は落ちにくいもの」と覚えておきましょう。

ですが、正しいアプローチ方法で行えば、落ちにくいお腹の浮き輪肉も落とすことはできます。

 

浮き輪肉がつきやすい人の特徴

お腹の脂肪が気になる女性

 

まずは浮き輪肉がつきやすい人の特徴からお話します。

以下のものに当てはまる場合は、運動や食事制限をする前に「脂肪を落としやすい状態」を作る必要があります。

 

・お腹がつめたい
・脂肪が硬い
・お肉をうまくつまめない
・お腹を伸ばす(腰を反る)のが苦手
・お腹まわりを動かす頻度が少ない
・デスクワークなど同じ姿勢でいることが多い
・猫背や巻き肩である
・胸椎が縮んで硬くなり、お腹の筋膜も硬い

 

あなたはいくつ当てはまったでしょうか?

浮き輪肉がついている人は、お腹が硬くなっている可能性があります。

お腹が硬くなっている状態で腹筋・有酸素運動・食事制限などをしても、浮き輪肉は落ちません。

 

武内教宜
武内教宜
この「お腹が硬い」というのは、腹筋が鍛えられているという意味ではなく、腹部があまり動かされておらず、脂肪が固まってしまっているという意味です!

 

浮き輪肉の落とし方(事前準備)

ウエストの脂肪をつまむダイエット中の女性

 

まずは縮んでいる状態にある腹筋を伸ばします。

そして、硬くなった脂肪をつまんで柔らかくします。

腹筋運動でお腹を硬くするのは逆効果なので、腹筋は鍛えなくて大丈夫です。

 

【お腹の筋膜リリース】

①体を側屈してお肉を集めて、集めたお肉をつまんで反対側に倒す(1分)

②おへそ付近のお肉をつまんで、後ろに倒す(1分)

③下っ腹をつまんで、脚を後ろに引く(1分)

④固まっている場所をさらにつまんでほぐす(1分)

⑤反対側も同じように行なう(各1分)

 

この筋膜リリースを行うと、脂肪と筋肉の間にある筋膜がほぐれます。

また、脂肪をつまんで柔らかくすることで、お腹周りにある余分な水分や老廃物が流れます。

固まった脂肪はなかなか落ちにくいので、まずは脂肪を柔らかくしてあげましょう。

 

武内教宜
武内教宜
この準備運動を1~2週間程度続けると、固まった脂肪がプニプニした柔らかい脂肪に変わるはずです!

 

浮き輪肉の落とし方(筋トレ)

 

浮き輪肉(皮下脂肪)が柔らかくなってきたらエクササイズを加えます。

おすすめのエクササイズは、「逆腹筋(立ち腹筋)」「ヒールタッチ」などのお腹を伸ばす運動や、「ロシアンツイスト」「ヒップロール」などのお腹をひねる運動です。

※実際のやり方は、本文冒頭の動画でご確認ください。

 

ポイントは、お腹を縮めたり体を起き上がらせるような腹筋運動(クランチ・トランクカール・シットアップなど)はやらないということです。

浮き輪肉がつく原因として、筋膜の硬さや胸椎の硬さをお伝えしました。

仰向けに寝て体を起き上がらせるような腹筋運動は、それらの硬さを助長することになります。

硬い腹筋を鍛え上げることはできますが、浮き輪肉の落とし方としては逆効果になります。

 

そして、有酸素運動と食事管理も行うとさらに効果的です。

浮き輪肉の正体は皮下脂肪なので、皮下脂肪が最も落ちやすいアプローチ方法としては、有酸素運動と食事管理になります。

筋トレを行う場合は、腹筋を伸ばしたり、腹部をひねる種目を選び、それらに加えて有酸素運動と食事管理も行いましょう。

 

まとめ

ダイエットに成功した女性

 

お腹周りの浮き輪肉を落とすために腹筋運動を一生懸命行っている人をよく見かけます。

しかし、腹筋運動をどんなにがんばっても浮き輪肉は落ちません。

正しい落とし方を覚えてコツコツ続けると、お腹についた厄介な脂肪を落とすことができます。

ぜひ本記事で紹介した方法を1~2ヶ月程度継続して行ってみてください。

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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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