2016.11.16 (水)
ランニングで筋肉が落ちる?! 走るほど太った40代女性の体験談
2019.02.20 (水)
「ランニングをしたらスリムになるどころか、太った気がします」と話してくれたのは40代女性のAさん。ダイエット目的でランニングをしている人がよく陥ってしまう失敗です。
ダイエットを成功させるにはランニングなどの有酸素運動をして、脂肪を燃焼させる必要があります。有酸素運動はランニング以外にも、ウォーキング、エアロビクス、自転車、水泳などがあります。
運動強度や取り組みやすさを考えると一番おすすめなのがランニングですが、やり過ぎは注意です。なぜなら筋肉(グリコーゲン)がエネルギー源として使われてしまうからです。
ランニングをすると、最初は脂肪がエネルギーとして使われるので、脂肪が燃えていきます。しかし、60分を超える長時間のランニングでは筋肉も燃焼します。筋肉が落ちるということは代謝が下がり、結果的に痩せにくい体質になってしまうのです。
以前、スポーツクラブでこのようなことがありました。40代女性のAさんから「がんばって運動しているのに全然痩せません」と相談を受け、どのような運動をしているかをお聞きすると、 「ランニングマシンで30分走ってから、エアロビクスを60分、その後にボクササイズを45分、最後にプールでアクアダンスを45分やっています」とのことでした。
その運動メニューをどの程度の頻度で行なっているかをお聞きすると、「週3回くらいの頻度で、スタジオやプールをクタクタになるまでやります。筋トレは好きじゃないのでやりません。もう10年以上やっているのに全然痩せないんです。」と仰っていました。
この時は食事については触れませんでしたが、痩せない原因は筋トレ不足と有酸素運動のやり過ぎが考えられます。有酸素運動=脂肪燃焼というイメージが強すぎて、偏ったメニューになってしまっていたのです。
ランニングを趣味やレース出場を目指して行なっているなら良いのですが、ダイエット目的の場合は筋トレとのバランスを考えましょう。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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