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【ジム初心者必見】初めてのトレーナー選びはここをチェック

2019.04.04 (木)

スポーツジムの利用方法

ジム初心者が知っておきたいトレーナー選びのポイントがあります。ジムのトレーナーは一人ひとり違います。トレーナーとの相性はとても重要なので、レッスンを受ける前にその違いを把握しておきましょう。

トレーナーの種類を知ろう

スポーツジムのトレーナーは大きく3つに分けられます。 「従業員トレーナー」「フリーの委託トレーナー」「フリーの独立トレーナー」の3つです。それぞれにメリット・デメリットがあるので、様々な視点から考えてあなたに合ったトレーナーを見つけましょう。

 

従業員トレーナー

そのスポーツジムで正社員やアルバイトとして活動しています。メリットは社内で研修を受けているので安定した指導が受けられます。またマシンやスタジオプログラムなどにも詳しく的確なアドバイスがもらえます。デメリットはトレーナー以外の業務もあるため、いつでもレッスンをしてもらえる訳ではありません。スタジオレッスンを担当したり、プールの指導が入ったりと、クラブ内を忙しく動き回っています。

 

フリーの委託トレーナー

これは外部のトレーナーがレッスンに来ているケースです。ヨガやエアロビの先生などがこのような形態です。メリットはスキルの高さです。実力がなければお客さんが付かないので、技術やサービス内容を常に磨いています。デメリットは、所属している団体・協会がさまざまなので「先生によって内容が違う」ということが起こりやすいです。またクラブとの契約になるので、契約期間が終わってしまうとレッスンを受けられなくなってしまいます。

 

フリーの独立トレーナー

これは私のように自身でスタジオを持っているトレーナーです。メリットはトレーナーの居場所が決まっているので、そこに行けば必ず先生がいるという状況。トレーナーとの距離感も近いので相談などもしやすいです。業務的な接客よりも「人」対「人」の付き合いを好む方におすすめです。デメリットはスキルがさまざまです。経験豊富なトレーナーもいれば、トレーナー歴1年にも満たない脱サラ系トレーナーもいます。

 

 

「筋肉オタク」と「指導者」は別

スポーツジムには、会員の中にも筋トレに詳しい人がいます。ジムでベテランさんと仲良くなることで色々と教えてもらえます。しかし筋トレに詳しい人、いわゆる「筋肉オタク」「筋トレマニア」と呼ばれる人と、プロの指導者は違います。

 

筋肉オタクと呼ばれる人はたしかに筋トレに詳しいです。プロのトレーナーレベルの専門的な知識を持っていることもあります。ですが、あくまでも一般の方であり「指導者」ではありません。カウンセリングやコーチングなどを学んでいないケースがほとんどです。

 

たとえば、東大を卒業しているから優秀な教師になれるかといえば、話は別です。もちろん「東大卒」という肩書きは魅力的ですし、説得力があります。しかし自分がテストで点数を取るための勉強と、生徒を教育するスキルは違います。

 

カラオケで高得点が出せる人と、プロの歌手も違いますよね。歌が得意な人はカラオケで高得点が出せます。しかし、武道館でファンを魅了するパフォーマンスはできません。ただカラオケが上手なだけでは、歌手として武道館には立てないのです。

 

これがスポーツジムでも同じです。筋トレに詳しい人と、指導ができる人は別だと考えましょう。以前このようなことがありました。ジム初心者の方が、筋肉オタクの友達にメニューを作ってもらったそうです。そのメニューを見させてもらうと、あきらかに上級者レベルの内容でした。

 

上級者のメニューとしては正しいのですが、初心者が行なったらケガをしてしまうようなハードな内容。カウンセリングやコーチングが出来ていないため、適切なメニューを組めていなかったのです。

 

ジム初心者が注意すべきなのは「筋トレに詳しそう」というだけで教わらないことです。スポーツジムにはベテランもいて、親切に色々教えてくれます。もちろん情報交換をしあったり、ジム仲間との交流は大事ですが、指導を受けるときは、誰から教わるべきなのかを考えてトレーニングをしてみてください。

 

ベンチプレスが100kg上がるとか、腕立てが100回できるとか、腹筋が6つに割れているから凄いのではありません。あなたに適切な指導ができる人を選ぶようにしましょう。

 

 

テンションは重要!

「ジムのインストラクターのテンションが苦手です。ハイテンションなのがついていけません。元気をもらえるというより、元気を吸いとられて疲れてしまいます。ジムのイントラって皆そうなのかなと思っていましたが、武内さんは穏やかな人だったので安心できました。」

 

40代の女性会員様が言っていました。たしかにジムのインストラクターはテンションが高い人が多いです。特にエアロビクスなどのグループレッスンを担当している先生がそうですね。一度に何十人もの人に向けてレッスンをするので、それくらいエネルギッシュでないと伝わりません。

 

スポーツジムに通う人は、テンションを上げてストレス発散したい人もいれば、悩みを聞いてほしいという人や日頃の疲れをリフレッシュしたい人もいます。ハイテンションな先生から元気をもらえる人もいれば、逆に疲れてしまう人もいるので、相性の見極めは大切です。

 

実は私もハイテンションなイントラさんが苦手です。インストラクター同士の交流もあったりしますが、私の周りには穏やかな先生ばかりです。ジムのインストラクターがみんなハイテンションという訳ではないので、きっとあなたに相性の良い人もいるはずです。

 

パーソナルトレーナーの中にも、パーソナル専門のトレーナーもいれば、スタジオインストラクターがパーソナルも行っているというケースもあります。傾向としては、やはりスタジオインストラクターのパーソナルトレーニングは、比較的テンションが高いように思います。情熱的な感じです。

 

パーソナル専門のトレーナーは1対1に慣れているので、しゃべるペースがゆっくりだったり、声のボリュームもそんなに大きくないので、穏やかな先生を求める人には合っています。

 

トレーナー選びがあなたのフィットネスライフを左右すると言っても過言ではありません。レッスンを受けるときは指導力だけでなく、その先生の人柄なども見てみましょう。

 

 

プロフィールはここを見よう

トレーナーをジムで選ぶときのポイントはプロフィールを見ることです。見るべきところは学歴や職歴、所有資格ではありません。指導年数でもなければ、今まで指導した延べ人数でもありません。私が考える良いトレーナーとは実体験があるかどうかです。

 

「餅は餅屋」といいますが、その本当の意味をお話します。ダイエットをしたいからダイエット専門ジムに通う。これが一般的な考えです。ですが見るべき点は、そのトレーナー自身がダイエットをしたことがあるかどうかです。これは個人ジムでも大型フィットネスクラブのトレーナーでも一緒です。

 

たとえば、あなたが子育てに悩んでいるとします。3人の子供を育ててきた50代のベテランママと、20歳の女子大生のどちらに相談するでしょうか。おそらく50代のベテランママに相談する人のほうが多いでしょう。3人の子供を育てたという実体験があるからです。

 

最近はこのような人をよく見かけます。会社に雇われている経営コンサルタント。独身の夫婦仲改善アドバイザー。太っているエアロビクスインストラクター。タバコを吸っている医者。そんな人いるのかと疑問に思うかもしれませんが、結構存在しています。

 

本当にお客さんの悩みをわかっているのかなと、いつも思います。会社から雇われている立場の人に経営者の気持ちがわかるのか。独身の人に夫婦仲を改善する力があるのか。タバコを吸っている医者が人を健康にできるのか。おそらく勉強しているでしょうから知識はあるかと思います。しかし、悩んでいる人の心の奥底の気持ちまでは理解できません。なぜなら実体験がないからです。

 

もし私がアドバイスを受けるなら、実体験がある人を選びます。私は精神科医でもなければ、心理カウンセラーでもありません。しかし、私のパニック障害10年の経験はどの医療本にも載っていないことです。私はこの経験から、パニック障害の方により安心してもらえるジム作りをしています。

 

トレーナーを選ぶときは、プロフィールを確認しましょう。学歴・資格・年数・指導人数よりも、そのトレーナーが今までどのようなことを経験してきて、あなたに何をしてくれるのかを確認することをおすすめします。

 

 

活動年数を見よう

活動を始めることは簡単にできても、継続するのは難しいです。体力・収入・モチベーションなどの問題から辞めていくトレーナーが多いです。個人で活動していると3年あたりがそのラインとなります。1年目は意欲もあり、貯金を切り崩しながらやっていけます。2年目は意地とプライドで何とかやっていけます。しかし、3年目となると貯金もなくなってきて、仕事を続けるモチベーションも落ちてきます。“想い”だけではどうにもならずに転職を考えるようになります。なので3年以上続けているかを1つの目安にしましょう。

 

 

経歴を見よう

「体育大学や専門学校を卒業している」「スポーツクラブでアルバイトをした経験がある」など、自己流ではなく正しく学んでいるかは重要です。そのトレーナーはどこで学んだのか、誰の元で学んだのかを確認してみましょう。ちゃんと学んだ形跡がなければ、そのトレーナーの指導内容は少し不安があります。

 

 

専門分野を見よう

自分がたまたま痩せたから、その方法を人に教えて指導料をもらう。これはNGです。もちろん実体験は重要ですが、あまりにも根拠のないことを言うトレーナーがいたら注意しましょう。パーソナルトレーナーはレッスン中は専門用語をあまり使いませんが、「知っているけど使わない」のと「知らないから使えない」のは大きく違います。これは会話をしているとわかります。正しく学んでいるトレーナーは日頃のクセで専門用語がポロッと出てしまいます。しかし、自己流のトレーナーはそのようなワードが出ると「?」マークがつきます。

 

 

本業なのか?副業なのか?

サラリーマンが土日だけ、大学生が夏休みだけ、主婦が子供を預けている時だけ、というようなケースもあります。もちろんそれらが悪いわけではありません。大事なのは「責任」を持って活動しているかどうかです。空いた時間に片手間のように行っているのか、それともちゃんと両立させているのか。これは行動を見ればわかります。名刺を持っていない、連絡先がLINEだけ、ユニホームがなく私服のままレッスンをしている、太っているなどトレーナーらしい体をしていない等は、プロのトレーナーとは言えません。

 

 

どんな資格を持っているか?

トレーナーの資格にも色々あり、セミナーを受講しただけで取れたり、自宅学習で取れるようなものもあります。その中で「NSCA」「JATI」「NESTA」といった団体の資格を持っていれば、本格的に活動をしている可能性は高いです。

 

 

まとめ

最近は誰でもダイエット講座を開いたり、運動指導ができるようになりました。パーソナルトレーナーは自己申告で誰でもなれますが、上記の内容はどのスポーツジムにも共通していえることです。ぜひトレーナー選びの参考にしてみてください。

武内教宜 著書5冊の表紙 セカンドフィットネススタジオでは、
  • 産後に増えた体重が戻らなくなった
  • ズボンのボタンがとまらなくなった
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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