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ジムでダイエットしたい女性が知っておくべきお金の話

2019.03.06 (水)

ジムの利用方法

ジムを長く続ける上で、予算内で通えるジムを選ぶことはとても大切なポイントです。しかし、安いジムを選んだものの、思うような成果が得られなかったり、むしろお金を無駄にしてしまっている人もいます。最近はライザップなどの高額ダイエットジムが人気です。それでは一体、安いジムと高額ジムは何が違うのか。その違いを紹介します。

安い=お得という勘違い

安いのとお得なのは違います。高額なダイエットジムといえばライザップが有名ですが、実は受けたサービスを時間で割ると、一般的なスポーツクラブでパーソナルトレーニングを受けるよりも割安になります。そして、一時的に支払う金額は高くなりますが、一生もののダイエットノウハウを得られると考えるとお得です。

 

この感覚はとても重要です。たとえば、ダイエットセミナーに参加する場合。3000円のセミナーを10回受けるのと、30000円のセミナーを1回受けるのでは、あなたはどちらを選ぶでしょうか。金額で比較すると、多くの人がAを選ぶでしょう。金額が安いですし、たくさん参加できます。

 

では価値で比較したらどうでしょう。どちらも同じ30000円ですが、セミナーの内容を比べてみると、Aのセミナーの価値は3000円です。3000円の価値のセミナーに何度参加しても、得られる価値は3000円です。一方で、Bのセミナーは30000円の価値のある内容です。

 

ジムも同じで、安いジムにはプロの指導者がいないため、トレーニングやダイエットをしていても、思うような成果を出すのは難しくなります。トレーニング経験者であれば1人でもできますが、ジムに入会したばかりのビギナーは、いざジムに行っても「何をすればわからない」という状態になります。

 

間違ったトレーニングを続けても成果は出ません。本来1年で成果が出せるところを、3年、5年と時間だけ経過してしまい、結果、お金を無駄にしてしまうのです。

 

 

実は安いジムほど総額が高い

会費の安いジムを選んでいる人ほど、実はお金を失っています。その理由は、ジムにかかる総額を把握していないからです。駐車場、ドリンク代、トレーニングウェアのレンタル料、ロッカーの使用料、各種手続き料、体内測定料など。このような細かいところにもお金がかかっています。

 

一般的なスポーツクラブでは週2回ペースが平均なので、週2回ペース(月8回)で通ったときにかかる金額をシミュレーションしてみましょう。

 

一回あたり 一ヶ月あたり
駐車場 400円 3200円
ドリンク 150円 1200円
ウェアレンタル 300~500円 2400~4000円
ロッカー  - 800~1500円
各種手続き料 300~500円  -
体内測定 500~2000円  -

 

駐車場

駐車場を併設しているジムもありますが、都内のスポーツクラブや、個人経営のパーソナルジムには無いことが多いです。コインパーキングを使って2時間400円だった場合、月3200円になります。

 

ドリンク代

運動中に飲むものなので、缶ではなくペットボトルになります。自販機で買うと150円。月1200円となります。

 

トレーニングウェア

ウェアのレンタルは300~500円です。会社勤めの方は荷物になるので手ぶらで通い、レンタルする方も多いです。レンタル料が300円だったとして、月2400円です。

 

ロッカー

ウェアを毎回レンタルだと大変という方は契約ロッカーを借ります。月謝にプラスすることで、自分専用のロッカーを借りられます。ロッカーの大きさによって料金が異なり、一ヶ月あたり800~1500円くらいになります。

 

各種手続き料

ジムによっては退会や休会、コース変更手続きにもお金がかかります。ジムを辞めるのにもお金がかかるというのは不思議ですが、実際に300~500円ほどかかるケースがあります。

 

体内測定料

これは500~2000円くらいです。初回無料とか、インストラクターの解説がついたりする事で料金がかわります。スポーツジムに通っている以上は、自分の体の変化を知りたいものです。当然体内測定をしたくなりますが、多くのジムが有料です。

 

このように会費が安いジムは、他のところでお金がかかるケースが多いです。効率よくジムに通う人は、表向きの料金だけでなく、総額で考えます。

 

 

痩せる人は自己投資と考える

会費以外にかかる費用を紹介しましたが、これらの合計額が月5000円だったとします。すると他のジムより会費が安かったとしても、支払っている総額は多くなってしまいます。

 

会費1万円のジムではなく、7000円のジムを選んだとしても、会費の他に5000円かかるとしたら、総額12000円になります。また、この5000円は投資ではなく消費です。パーソナルトレーニングを受ける5000円とは違い、消耗していくお金となります。

 

ジムで会費を無駄にしてしまうタイプの方は、お金に対してあまり細かい計算をしていません。家計簿をつけたりもしないので、自分が思っている以上に多く支払っていることに気がついていないのです。

 

 

高額ジムでも安いと感じた40代女性

ジムで同じ会費を払っていても、感じる価値は人それぞれです。一般的に高額だといわれるパーソナルトレーニングを、「安い」と感じているSさん(40代女性)がいます。

 

当スタジオの会費は、25920円(45分レッスン×4回)です。パーソナルトレーニングとしては相場ですが、習い事にかける一ヶ月の金額としては決して安くはありません。その中で、なぜSさんは安いと感じたのかを聞いてみました。

 

「ここのジムではトレーナーのレッスンだけでなく、動画(YouTube)で自宅でできる筋トレを教えてくれたり、ブログで知識が学べます。わからないことをメールで聞けば、定休日とか関係なく、その日のうちに返事をくれますよね。普通のスポーツクラブでは、ここまではやってくれません」

 

さらにSさんは続けてこのようにお話をされました。

 

「料金が高いと感じる人は、サービスをうまく活用できていない人だと思います。たとえば、トレーナーから教わったことをやらないとか、家ではお菓子を食べて、外では飲み歩いて・・・とか。ボディメイク中なのにタバコを吸っているとかもそうですね。お金や時間がないって言う人ほど、余分なところにお金や労力を使っている気がします」

 

「自分で働くことができない子供ならまだしも、稼ぎがある社会人である以上、どのような行動をとるかは自分次第。責任も自分にあります。むしろ経済的に余裕がない人こそ、うまくやっていく工夫が必要です。」

 

このようにお話をしてくれたSさん(40代女性)も、実はある教室を10年以上も運営されている先生です。そこで成果が出ている生徒さんは、教室で提供されているサービスをうまく活用しているそうです。

 

たとえば、先生による無料添削。授業中に出された課題を提出すると、先生が赤ペンで添削をしてくれます。これは自主課題なので、やってもやらなくても生徒の自由。ですが、上達がはやい人は毎週欠かさずに提出しているそうです。

 

スポーツクラブにも、ジムエリアだけでなく、スタジオ・プール・リラクゼーションなどがあります。どれだけ利用しても会費は同じです。有効利用できれば月会費1万円でも十分な価値が得られます。しかし、ほとんど利用することなく、会費だけ払い続ける幽霊会員が多いのもまた事実。価格を決めるのはお店ですが、その価値を決めるのは利用者本人です。

 

 

高額ジムで成功しやすい理由

最近は高額ジムに人気が集まり、会費の安いジムはどんどん閉店しているのが現状です。ダイエットに関心をもつ人が増えてきた最近では、サービスの質で選ぶ人が多い傾向にあります。たくさんのジムがオープンし、選択肢が増えることで、利用者も良いものを見分ける力がついているのです。

 

先日、このようなことがありました。私が講師を務めるダイエットセミナーで、参加費は7000円。安いジムの月謝と同等の価格なので、セミナー参加費としては決して安くはありません。それでも3時間のダイエットセミナーに7000円支払って参加してくれる人が14名もいました。

 

値段が上がると一人ひとりの本気度が違います。セミナー前に予習をしてくる人、セミナー中の雑談までメモを取る人、質問タイムに3つも質問をする人、セミナー後に個別で相談に来る人、他の参加者と積極的に交流しようとする人。

 

ある程度、しっかりとした価格のセミナーでは、居眠りをする受講者はいません。本気度が高い人が集まれば、自然とその場の雰囲気がよくなるのです。これはジムでも同じことがいえます。

 

安いジムでは、ジムの器具を独占する、会員の中で派閥ができる、マシンに座ったままおしゃべりをする、化粧をしたままプールに入る、サウナ後に汗を流さずに水風呂に入るなど、ルールやマナーを守らない人が現れます。

 

ですが高額ジム、もしくは高額ではないにしても、ある程度の価格帯のジムでは快適な運動空間が作られています。ストレスなく快適に運動できるので、トレーニングの効果も高まります。

 

 

安いジムで失敗しないために

当スタジオでは、このようなお金の話もしています。なぜなら安いジムを選んで失敗している人が多いからです。コンセプトに掲げているセカンドフィットネス(2回目の挑戦)では、安いジムに入会したけど会費だけ払い続ける幽霊会員になってしまった人もたくさん見てきました。

 

生活水準やジムにかけられる予算は人それぞれなので、もちろん安さで選ぶのもいいでしょう。会費も判断材料の1つです。後悔せずに充実したフィットネスライフを送るために、ジム選びをいろんな視点から考えてみてください。

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武内教宜 著書5冊の表紙

部活の体罰やパワハラがきっかけで、15歳でパニック障害に。外出ができず、自傷行為を行うような状態になるが、体を動かすことで自律神経が整い、パニック障害を克服。

健康を取り戻した後は、ジムのインストラクターとして社会復帰し、2014年にフィットネススタジオを開業。
パニック障害歴10年、運動指導歴14年の経験から、過去に挫折した人の2回目の挑戦「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。運動指導歴14年、パニック障害歴10年の経験から、過去に挫折した人の2回目の挑戦「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は運動とストレスケアを組み合わせたメンタルフィットネス。

著書「ストレス解消の超正攻法」をはじめ、健康本を5冊出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで専門家記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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