2019.03.02 (土)
食べた物が体脂肪になるまでの期間は48時間?それとも2週間?
2021.01.15 (金)
体重を減らしたい・痩せたい
食べた物が体脂肪になるまでの期間はどれくらいなのか?
ダイエット中の方は気になるところだと思います。
本記事では、ダイエット指導者の立場から、食べた物が脂肪に変わるまでの流れをわかりやすく説明します。
48時間と2週間はどちらが正解?
あなたがご飯を食べたとき、どれくらいの時間をかけて「脂肪」になると思いますか?
もちろん食べ物を口に入れた瞬間に脂肪になるわけではなく、ある程度の期間があります。
食べた物が脂肪になるまでの期間には「48時間」と「2週間」の2つの説があります。
これはパーソナルトレーナーや管理栄養士など、専門家によっても意見が異なります。
この「48時間」と「2週間」は一体どちらが正解で、なぜ2つの説があるのでしょうか。
その理由をわかりやすく説明します。
48時間後に「脂肪細胞」になる
まず食べた物は、糖(グリコーゲン)として肝臓に蓄えられます。
普通の食事量であれば太ることはありませんが、食べすぎによって糖(グリコーゲン)が増えすぎると、肝臓に入りきらなくなった糖が「脂肪細胞」に変わります。
この食べた物が脂肪細胞に変わるまでの期間が48時間です。
2週間後に「体脂肪」になる
食べた物が脂肪細胞に変わるまでの期間は48時間です。
さらにその脂肪細胞が大きくなると、見た目にもわかるように体に脂肪がつきます。
生理学的にいうと「脂肪細胞が肥大する」といいます。
脂肪細胞が肥大して、目で見えるような脂肪がつくまでに2週間ほどかかります。
小さな脂肪細胞のままでは目には見えませんが、2週間も経つと脂肪細胞が大きくなり、お腹まわりなどに「つまめる脂肪」として蓄えられます。
ダイエット中は48時間以内に調整
私はスタイル(見た目)を良くするためのダイエット指導をしているので、体脂肪にフォーカスし、「食べた物が脂肪になるまでの期間は2週間です」と言っています。
ですが、飲み会や外食などで食べ過ぎてしまったクライアントには「2~3日以内には調整しましょう」と伝えています。
日常的に運動をしている人であれば、あまり焦らず2週間の猶予があると考えていいですが、運動量が少ない人やカロリーオーバーしている人は早めに対処しましょう。
脂肪細胞がまだ小さい状態であれば、食生活を整えたり、簡単な運動でも消化できます。
脂肪細胞が大きくなるほど燃焼させるのに苦労するので、食べすぎを放置しないように気をつけてください。
まとめ
食べた物が脂肪に変わるまでの期間には2つの説があり、細胞と見た目のどちらにフォーカスするかによって回答が異なります。
細胞にフォーカスすれば「48時間」となり、体脂肪として体に脂肪がつくことを考えると「2週間」となります。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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