2020.09.14 (月)
便秘を解消したい人が食事に加えたいマグネシウム
2019.04.01 (月)
便秘を解消したい
便秘解消に効く食べ物といえば、昆布、わかめ、里芋、果物、きゃべつ、ごぼう、人参、オクラがあります。これらは水溶性の食物繊維で、大腸内で発酵されるビフィズス菌などが増え、整腸作用があります。
糖分の吸収速度をゆるやかにするので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。脂肪の吸収を抑えたり、血中コレステロール値を減少させる働きもあります。
さらに即効性を求めるのであれば、次の食材をちょい足ししましょう。あおさ、あおのり、干しえび、さくらえび、ひまわりの種、ごまがオススメです。これらが便秘の解消に良い理由は、マグネシウムが多く含まれているからです。
マグネシウムを多く含む主な食材
食品名 | 含有量(mg/100g) | 一単位あたり重量 | 一単位あたりの成分含有量 |
あおさ(素干し) | 3200mg | 1回分5g | 160mg |
あおのり(素干し) | 1400mg | 大さじ1杯2g | 28mg |
干しえび | 520mg | 大さじ1杯8g | 42mg |
さくらえび(素干し) | 310mg | 大さじ1杯3g | 9mg |
ひまわりの種(フライ) | 390mg | 大さじ1杯9g | 35mg |
ごま(いり) | 360mg | 大さじ1杯6g | 22mg |
参考文献:7訂食品成分表2016五訂完全版 ひと目でわかる日常食品成分表
マグネシウムは市販の便秘薬の代表成分の1つです。便秘を解消したい人にとって即効性を期待できる栄養素といえるでしょう。マグネシウムは水分の吸収を高める作用があり、便を柔らかくしてくれます。さらに食物繊維と同時に摂ると、腸のぜん動運動を助ける作用があります。
便秘を解消したい方は普段の食事メニューの中に、これらの食べ物をちょい足ししてみてください。便秘が苦しいと下剤や便秘薬に頼りがちですが、私はできるだけ天然の食べ物を摂ることをおすすめしています。
なぜなら下剤や便秘薬は即効性はあるものの、一時的な対処にすぎないからです。便秘を根本から解消するために、日常生活の中で摂取する食べ物を意識するようにしましょう。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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