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痩せるのに運動は不要。それでも運動するべき７つの理由
2016.08.19 (金)
痩せるのに運動は不要。それでも運動するべき７つの理由
「ダイエットに運動は必要ありません」「食事を変えるだけで体重は減ります」「このサプリを飲めば脂肪が落ちます」というような情報が増えていますね。今は運動をしなくても体を変えるノウハウがたくさんあります。痩せるという事だけに焦点を絞れば、たしかに運動は不要です。しかしそれでも私は運動することをオススメしています。
１．筋肉の衰えを防止する
どんなにタンパク質を取っても日常的に筋肉を使わなければ衰えます。オーバーロードの原則というのがありますが、筋肉はある程度の負荷をかけることで発達します。筋肉が増えることで基礎代謝があがり、より脂肪が燃焼しやすい体になっていきます。
２．骨を強くする
筋トレをすると骨に力が加わります。骨芽細胞の働きも良くなり、骨粗鬆症や介護予防の効果があります。牛乳を飲めば（カルシウムを摂れば）骨が強くなるとも言われますが、それ以上に運動することの方が骨を強くするのに効果的です。
３．気分転換になる
運動をしなくても食事制限をすれば体重は減ります。しかし精神面の健康を考えると運動は必須です。食事制限だけではストレスが溜まるので、体を動かして気持ちをリフレッシュすることをオススメします。
４．血行を良くする
体を動かすことで血管のポンプ作用が働き、血液を送ってくれます。学校の先生や美容師さんなど立ち仕事の人に多いのが、下肢静脈瘤です。これは血管の弁の働きが悪くなり、血液が流れにくくなることで起こります。また、運動することで善玉コレステロールが増えて、悪玉コレステロールが減ります。動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの予防効果もあります。
５．疲れが取れやすくなる
運動すると疲れるイメージがあるかもしれませんが、実は逆です。運動することで血液循環がよくなったり、睡眠の質もあがります。心肺機能も高まります。仕事で疲れているから運動はしたくないという人も多いですが、疲れている人ほど運動をして疲れを取るべきです。
６．脳波を整える
交感神経と副交感神経のバランスには運動は必要です。特に加圧トレーニングでは脳波（α波とθ波）が整うという研究結果もあります。
７．アンチエイジング、老化防止
運動をしている人は運動をしていない人に比べて見た目が若いです。これは血行が良くなり、肌にハリがでたり、筋肉をつけて脂肪を落とすことで実年齢よりも若くみえます。スマホによる猫背や、ヒールを履くことによる姿勢の歪みなどが運動することにより改善されます。そのプロポーションの改善から若々しくみえるというのもあります。
いかがでしたか？
運動をしなくても食生活の改善やサプリメントだけで痩せることは出来ますが、痩せる以外にもたくさんのメリットがあります。散歩などの簡単なことからでもいいので、体を動かすことを取り入れてみましょう。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール：武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー１位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo！ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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