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スポーツジムの辞め時。年間3000人が退会しているという事実

2018.01.07 (日)

あなたは毎月どれくらいの人がスポーツジムを辞めているかご存知でしょうか。一般的なジムの退会率は、会員数の2~5%くらいです。大型スポーツジムには5000人ほどの会員がいますのでその5%といったら毎月250人。1年間で3000人もの会員がスポーツジムを辞めている計算になります。

 

 

その辞めてしまった人たちは軽い気持ちでジムに通っていたのでしょうか。おそらくそうではありません。痩せたい、筋肉をつけたい、お腹を凹ませたい、二の腕を細くしたいなど、理想の体になるためにジムを選び、一生懸命トレーニングしたはずです。しかし、続かずに途中で辞めてしまったのです。

 

 

スポーツジムを辞める理由は「どんな運動をすれば良いかわからなかった」「途中でモチベーションが下がってしまった」「ジム内に苦手なスタッフや会員がいた」「一人で運動するのが孤独だった」「サボり癖がついて、ジムに行くのが億劫になった」などがあります。

 

 

まずは長く続けられるようにあなたに合ったジムを見つけましょう。みんなでワイワイ楽しく運動したいのか、少人数で静かに運動したいのか。自分のペースで運動したいのか、トレーナーの指導を受けたいのか。

 

 

もしも自分のペースで運動したい。人目を気にせずに運動したいという方はパーソナルトレーニングがオススメです。一人では不安という方はペアレッスンや少人数レッスンに参加してみましょう。

 

 

退会する前に考えたいこと

スポーツジムに通っていて「もうそろそろ辞めようかな」「他所のジムに変えようかな」と思うこともあるかもしれません。効果がでない、忙しくて通えない、経済的に苦しい、イヤな想いをしたなど、さまざまな理由があるでしょう。

 

 

退会の相談を受けると「それはやむをえない理由ですね・・・」というものもあれば、「それでは他所に移っても一緒ですよ・・・」というものもあります。スポーツジムでうまくいっていない人ほど、色んな施設をフラフラしがちです。「あっちの方が良さそうだ」と思いがちですが、環境を変えればうまくいくと思っていることが間違いです。

 

 

実は私にも、過去に環境のせいにしながらフラフラしていた時期もありました。もしも本当にストレスに感じるほど、今の環境が悪いのなら他所に変えてみてもいいと思います。しかし、スポーツジムを転々としている人の多くは、他所の良い所ばかりに目が行って、自分自身は何も変わっていないというケースが多いのです。

 

 

他のスポーツクラブを見ていると「なんだかあっちの方が良さそうだなぁ」と思うことがあります。そのようなときに考えたいのは「他所のジムに移れば本当に成功できるのか?」「今の環境で出来ることはないのか?」という2つです。

 

 

私の失敗談

川越のスポーツクラブでトレーニングをしていた時、小さなジムだったので最低限の設備しかありませんでした。フリーウエイトが少ない。プールも20mしかない。これでは充分な運動が出来ないと思い、大手スポーツクラブに移りました。

 

 

新しく通い始めた大手スポーツクラブは、設備こそ充実していましたが、混雑していて利用が困難でした。ジムの器具は順番待ちでなかなか使えない。プールは芋洗い状態でまともに泳げない。スタジオプログラムは常連さんが場所を独占していて入る隙間もない。結局、小さなジムではありますが、川越の方がよかったと思いました。

 

 

ジムを変えようかと迷っている方へ

場合によっては本当に環境を変えた方がいい場合があります。それは、楽しさよりもストレスが大きくなっている場合です。大きなストレスや不満を感じていたら、無理に続ける必要はありません。

 

 

しかし、もしも今の環境でも満足ができることがあれば、そのまま続けてみましょう。当ジムの利用者からは「器具は少ないけど、人目を気にしないでできるのが嬉しい」「夜は予約が取りにくいけど、通えなかった分を翌月に繰り越せるのが嬉しい」という声もあります。

 

 

スポーツジムを辞めようと考えている時は「他所に移れば本当に変われるのか?」「今の環境でできることはないのか?」その2つを考えてみてくださいね。

 

 

 

スポーツジムの辞め時は、幽霊会員3ヶ月

スポーツジムの幽霊会員になって会費だけ引き落とされているあなたは、「3ヶ月」を目安に考えることが必要です。3ヶ月間、幽霊会員になっていたら、この先も通うことはないでしょう。時間を作って通うようにするか、一度退会するかを考えましょう。ジムは退会しても、もう一度通いたいと思ったら「再入会」ができます。

 

 

たとえば、ファッションの世界では「2年間着なかった洋服は捨てましょう」といわれます。本人は「もしかしたらまた着る機会があるかもしれない」と残しておきたくなります。ですが2年間着なかった洋服はもう着ることはありません。クローゼットの中が増えるだけなので、思い切って捨ててみます。

 

 

「捨てられない人」は「辞められない人」でもあります。なぜなら私自信がそうだったからです。半年間もスポーツジムの幽霊会員でした。月会費は12000円。通っていないのに72000円を無駄にしました。私がまさに辞められない人だったのです。

 

 

スポーツジムの幽霊会員は「もしかしたらまた行ける日が来るかもしれない」と、ずっと在籍しながら会費だけを払い続けます。休んでいても会費がかからないジムならいいでしょう。しかし、もしもあなたが会費だけ引き落とされている状態であれば「幽霊会員3ヶ月」を目安に退会を考えてみてください。

 

 

あまり通えないままジムを退会すると「結局通えなかったな」「なんか申し訳ないな」「やっぱり今回もダメだった」とマイナスに考えてしまう人もいます。しかし思い切って今までの自分の考えを捨ててみるのも大切です。

 

 

ジムに通うということが、あなたには必要なかったのかもしれません。もっと大切なやるべきことがあったのかもしれません。ジムに通うことだけが正解ではないのです。ジムは「再入会」も可能ですので、また通えるようになったら再入会しましょう。

 

 

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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