2021.09.18 (土)
「脂肪を筋肉に変える」はウソ。からだ作りの正しい方法とは
2018.08.14 (火)
「学生時代の筋肉が、社会人になってから脂肪に変わった」「このつまめる脂肪を筋肉に変えたい」そのように思った経験はありませんか?
実は脂肪を筋肉に変えることは出来ません。逆に筋肉が脂肪に変わることもありません。どんなに筋トレをしても、「髪」「骨」「皮膚」が筋肉に変わることはありませんよね。これらと同じように脂肪が筋肉に、または筋肉が脂肪に変わることもありません。細胞そのものが違うのです。
筋肉をつけたり脂肪を燃やしてくれる成長ホルモンは年齢とともに分泌量が減り、歳を重ねるごとに筋肉が落ちて脂肪が付きやすくなります。「学生時代は筋肉だったけど、社会人になったら脂肪に変わった」と感じるのは、単純に運動量が減ったことで筋肉が衰え、そこに脂肪がついた為、筋肉が脂肪に変わったように感じるのです。
正しいからだ作りの方法とは
脂肪を筋肉に変えたいと思ったら、しっかりと筋肉をつけ、脂肪を燃焼させる。これしかありません。筋トレをして筋肉をつける。有酸素運動をして脂肪を落とす。やる事はとてもシンプルですが、脂肪と筋肉は別々に考えましょう。
ちなみに筋肉をつけながら脂肪を落とすのに最適な運動は、筋トレのBIG3です。筋トレのBIG3というのは、ベンチプレス・スクワット・デッドリフトの3種目です。これらは全身の筋肉をまんべんなく鍛えられ、脂肪燃焼にも効果的です。
ベンチプレス
ベンチプレスはバーベルを使うのが一般的ですが、ダンベルや腕立て伏せでも同じように鍛えられます。スポーツクラブであればチェストプレスというマシンが代用種目になります。胸を中心に、二の腕や肩も一緒に使われます。バストアップや胸板を厚くしたい方におすすめです。動画ではダンベルを扱うときのテクニック「オンザニー」を紹介しています。その中で行なっているエクササイズがダンベルを使ったベンチプレスです。
スクワット
スクワットというのは、しゃがむ動作です。太ももを引き締めることができます。太ももの筋肉は体の中でも特に大きい部分であり、鍛えることで代謝が上がりやすくなります。この動画ではイスを使ったスクワットの練習法を紹介しています。まずは腰や膝に負担がかからないように軽い負荷で行い、慣れてきたらマシンやバーベルなどで負荷を上げていきましょう。
デッドリフト
デッドリフトは背中・腰・お尻など体の後ろ側を鍛えられます。体の後ろには脂肪をエネルギーにする働きがある細胞が集まっています。そのため、デッドリフトで体の後ろを鍛えると脂肪が燃えやすくなるということです。動作は、床に置いてある荷物を両手で持ち上げるような動きになります。腰を痛めないように注意しながら行ないましょう。
代用種目
チェストプレス(マシン)、腕立て伏せ、レッグプレス(マシン)、バックエクステンション(マシン)
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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