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体を鍛えるメリット10選!今すぐ運動を始めるべき理由

2019.01.03 (木)

体の調子を整えたい

体を鍛えるメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。最近はフィットネスブームとも言えるほど、体を鍛える人が増えてきました。その一方で、「体を鍛えて何になるの?」「ただの自己満足でしょ」と感じている人もいるかと思います。今回はインストラクターの目線から、クライアントの事例もふまえて体を鍛えるメリットを紹介します。

脳波が安定する

体を鍛えるメリットの1つめは、脳波が安定することです。ストレス社会といわれる現代で、体を鍛えている人は毎日楽しく過ごしている傾向があります。運動をするとセロトニン(幸せホルモン)が分泌されます。日ごろのストレスを解消できたり、心に余裕が持てるようになります。

 

ストレスケアにはウォーキングなどが勧められますが、有酸素運動だけでなく筋トレも効果的です。筋トレによってもセロトニンが分泌されて、精神状態をポジティブにしてくれます。実際に私は体を鍛えたことにより、10年来のパニック障害が改善され、社会復帰できました。

 

 

心臓が強くなる

筋トレをすると血圧を下げて心臓を健康な状態にできます。筋トレを30~45分ほど行なうと、その後に血圧が20%ほど減少するといわれています。海外では筋トレを高血圧の予防として取り入れている人もいるくらいです。

 

痩せるだけなら食事だけでも可能ですが、筋トレによって体を鍛えると、食事制限ではできない「心肺機能を高める」というメリットもあります。

 

 

基礎代謝が上がる

体を鍛えて筋肉量が増えると基礎代謝が上がります。男性の基礎代謝の4~5割は筋肉です。筋肉量が増えることで痩せやすい体に変わっていきます。そのため、ムキムキになるほどの体を求めていない人であっても、ぽっこりお腹がスッキリするなどのメリットがあります。

 

女性の場合、基礎代謝の内訳が筋肉2割、内臓8割といわれます。運動をするだけで2割も高めることができるのです。内臓を鍛えるといっても効果が目には見えないので、実感がわきません。モチベーションを上げるためにも見た目にもわかりやすい外見を鍛えることをおすすめします。

 

 

骨粗鬆症の予防

筋肉に負荷をかけることで骨粗鬆症から骨を守る働きがあります。骨密度が増えるとも言われています。特に運動不足の人は、軽い接触や転倒で骨を折ってしまうケースもあります。骨を鍛えることも健康管理には必要です。

 

日ごろから体を鍛えている人は、怪我をしにくかったり、万が一怪我をしてしまっても回復がはやいです。私のスタジオには怪我のリハビリで来られる方もいます。全治2ヶ月といわれた骨折が1ヶ月半で治ったり、全治1ヶ月の骨折が3週間で治った方もいます。

 

 

生活の質(QOL)の向上

最近はサルコペニアやロコモティブシンドロームが注目されています。これは生活が不自由になってしまうほど筋肉が低下してしまうことです。階段を上れない、荷物を持てない、小さな段差で転倒してしまうなど。筋肉をつけることで生活の質を高めることができます。

 

主に高齢者に向けて伝えられる情報ですが、最近は若い人にもサルコペニアの人は増えています。実際に40代以上の4人に1人はサルコペニア、もしくは予備軍と言われています。体力や筋力は一朝一夕では身につきません。体力や筋力の衰えを感じたら、はやめに体を鍛えるようにしましょう。

 

 

成長ホルモンが分泌される

脂肪を燃やしたり、体の代謝を促す成長ホルモンは筋トレによって分泌されます。成長ホルモンは筋肉を作るだけでなく、疲労回復や病気への抵抗力をつけることにも役立ちます。さらにアンチエイジング効果によって若々しくいられます。

 

 

【事例1】スーツが似合うようになった(30代男性)

営業マンのYさん(30代男性)。自動車の販売員の仕事をされています。外回りの営業のため食事の時間が決まっていません。日によっては1日1食しか食べない日もありました。食事の内容もウィダーインゼリーやカロリーメイトといった簡単に補給できるものばかり。1日中歩き回るという仕事内容と栄養不足でどんどん痩せ細っていきました。入社してからの10年で体重が5kg以上落ちたそうです。

 

Yさんはまず食事を1日3食摂るようにしました。いきなり食生活を変えるのは難しいですが、朝食にヨーグルトやバナナを食べたり、夕飯はスーパーで刺身やローストビーフを買って食べました。それだけでもウィダーインゼリー生活だったYさんは、年々体重が減っていくという現状を回避できました。

 

さらにトレーニングも行います。ジムに通う時間が取れないので家で腕立てや腹筋運動を行いました。標準体重よりも10キログラムも少なかったYさんは、自宅での筋トレによって胸や肩周りに筋肉がついてきました。男性は胸や肩周りを鍛えるとスーツを着た時の印象が変わります。

 

Yさんはスーツが似合うようになり、市販のビジネススーツからオーダーメイドのスーツへと変えました。既製品のスーツよりも3倍ほどの値段ということもあり、せっかく作ったスーツが着られなくなってしまわないように、体型の維持を心掛けています。Yさんは健康的な印象になり、営業の仕事も順調のようです。

 

 

【事例2】営業成績が上がった(20代男性)

自動車販売員のAさん(20代男性)。主な仕事内容は外回りの営業なので肌は日に焼けていますが、体が細いため、とても健康そうには見えません。Aさんが取り扱っている商品は自動車ですが、会社の上司から「営業マンは自分自身が商品だ」と言われ、体作りを始めました。

 

体を鍛え始めてから見た目の印象が変わり、取引先からの評価もよくなったそうです。元々身長が高かったAさんは、体つきもたくましくなったことで、スポーツマン風の好青年になりました。

 

体を鍛えるメリットは健康面やスポーツパフォーマンスだけでなく、仕事の成果にも繋がってきます。営業マンや先生業など、人前に立つ仕事や、自分自身が商品になる職業の方はぜひ体作りをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

【事例3】海で逆ナンされた(20代男性)

大学生のNさん(20代男性)は、細身体型のコンプレックスから小・中学生の頃はプールの授業が嫌いでした。周りの目が気になり始める年頃で、ガリガリの体を女子に見られるのが恥ずかしかったそうです。胸に骨(胸骨)の横スジが浮き出たり、アバラ骨が見えたりと、人前で裸になるのに抵抗がありました。

 

Nさんは大学に入ってからアルバイトの給料でダンベルを買い、自宅で筋トレを始めました。初めは2キログラムのダンベルを買って、二の腕(力こぶ)を鍛えました。徐々に腕が太くなっていくのを実感し、筋トレに夢中になりました。次に10キログラムのダンベルとフラットベンチ(仰向けに寝る台)を買って胸板を厚くするトレーニングを開始しました。1年間トレーニングした結果、Tシャツが似合うような胸板と肩幅になったそうです。

 

大学3年生の時にサークル仲間と海に行くと、水着になるのも抵抗がなくなり、自信を持って上着を脱げるようになりました。自信というのは姿勢や表情も変わります。活き活きしているNさんは、海で女性から声をかけられたそうです。

 

女子の目線が気になってプールの授業が嫌いだったNさんが、海で女性から声をかけられるように変わりました。自分に自信が持てるようになったNさんは、外見にも気を使うようになりました。ヘアスタイルを変えたり、ファッションにこだわりを持ったりと、自分磨きを楽しんでいます。

 

体作りには「承認動機」というモチベーション向上の動機があります。女性から声をかけられるという他人からの評価が、Nさんの体作りのモチベーションに繋がったのです。コンプレックスを見事に克服したNさんの成功事例です。

 

 

【事例4】好きな洋服を着られた

最後に私の体験談を紹介します。私は身長167㎝、体重51kgの痩せ型でした。標準体重に10kg足りません。高校生までは指定の制服がありましたが、専門学校に入ってからは自分で洋服を買うようになり、サイズの悩みがありました。ジャストサイズを着ようとするとメンズのsサイズ、ブランドによってはxsサイズになります。洋服屋さんに行っても気に入ったサイズが無く、取り寄せるか、物によっては「そのサイズは製造していません」と言われました。

 

当時はストリートファッションが流行っていたので、私は大きめの洋服を着て体型を誤魔化していました。原宿や渋谷にいるような若者ファッションです。私は元々そのような系統の洋服も好きだったので、洋服のサイズに悩んではいたものの、それほど深刻な悩みではありませんでした。

 

本格的に悩み始めたのは社会人になってからです。スーツを着たり、お客様の前に私服で出ていく日もあり、さすがにダボダボのファッションではいけないと感じました。大型デパートの紳士服売り場に行った時に、着られる洋服が無く「このままでは本当にまずい」と焦りを感じたのを覚えています。

 

そこから私は体を鍛え始めました。サッカー経験者ということもあり、脚には筋肉が付いていたので、上半身を中心に鍛えました。一番のコンプレックスは、胸板が薄いということです。腕立て伏せやダンベルプレスという胸の種目を週2~3日行いました。初めは自己流でトレーニングしていたので、中々思うように筋肉が付きません。しかし21歳の時からスポーツクラブでアルバイトを始めたので、バイト先のジムでマシンを使ったトレーニングを取り入れました。

 

すると徐々に胸板が厚くなり、3年程で体のサイズが変わったのです。体が鍛えている人がよく着ているイメージのあるアバクロのTシャツが似合うようになりました。「アバクロが似合う体になりたい」というのは、細身男性で体を鍛えている人にとっては、あるあるネタの1つではないでしょうか。

 

現在は体重60kgになり、一般男性の平均的な体型となりました。洋服もお店で売られている既製品が着られるようになっています。細身体型がコンプレックスで好きな洋服が着られないという方は、まずは胸や背中の筋肉を鍛えてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

いかがでしたか。フィットネスブームによって体を鍛えようとする人が増えています。体を鍛えるメリットは、外見はもちろん、体の内側からも様々なメリットがあります。もしも今のあなたに運動が必要だと感じたら、簡単なことからでも良いので、少しずつ始めていきましょう。

武内教宜 著書5冊の表紙 セカンドフィットネススタジオでは、
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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