老化が早い人の特徴５選｜すぐに改善すべき悪習慣とは

2022.02.03 (木)

老化防止・アンチエイジング

40代になってから老化が気になり始めました。老化が早い人と、いつまでも若々しい人の違いは何ですか？

この記事の内容
✅老化が早い人の特徴5選
✅老化が早い人の悪習慣3選
✅老化を防ぐために必要なこと

老化が早い人は実年齢よりも老けて見られがちです。

一方で、いつまでも若々しくいられる人もいます。

この違いは何なのでしょうか？

本記事では、老化が早い人の特徴を5つ紹介します。

今すぐに改善すべき悪習慣とともにご覧ください。

武内教宜

この記事は、40～50代の体作りを専門に行なっているパーソナルトレーナーが執筆しています！若々しく健康的な体を手に入れたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください！

1 老化が早い人の特徴5選
2 老化が早い人の悪習慣3つ
3 老化を防ぐために必要なこと
4 まとめ

老化が早い人の特徴5選

実年齢よりも老けて見られる人には共通点があります。

以下の5つに心当たりがないか確認してみてください。

特徴①「糖化が進んでいる」

糖化とは、体の中でタンパク質や脂肪が「糖」と結びついて変性することです。

その糖化が、細胞の老化につながります。

炭水化物（糖質）は体に必要な栄養素ですが、取りすぎると老化の原因となります。

ご飯や麺類などが好きな方、甘い物をよく食べる習慣がある方は注意が必要です。

特徴②「酸化が進んでいる」

酸化とは体が錆びることです。

自転車のチェーンを長い間空気にさらしておくと錆びますよね？

これが｢酸化｣ですが、人の体も同じように錆びていきます。

酸化の原因は「活性酸素」です。

活性酸素はウイルスや菌から体を守る存在でもありますが、体内に増えすぎると、体に影響のない細胞まで攻撃してしまいます。

ストレスやタバコなど、活性酸素が発生しやすい環境にいる人は注意が必要です。

特徴③「血管が衰えている」

タバコ・栄養不足・運動不足など、血管の衰えも老化の原因となります。

血管を丈夫に保つと、酸素や栄養を体全体に届けることができ、細胞の生まれ変わりに役立ちます。

血圧が高い方、疲れやすい方、肌の調子が悪い方は、運動などで血管を鍛えて血液循環を良くしていきましょう。

特徴④「肌が荒れている」

標準体重なのに老けて見える人は、肌の弾力が失われているかもしれません。

人の印象は体型だけではなく、顔色や肌の明るさなどによっても変わります。

コラーゲンやヒアルロン酸が失われないように、タンパク質を中心にバランスの良い食事を心掛けましょう。

特徴⑤「ストレスを抱えている」

ストレスを抱えると活性酸素が発生しやすくなります。

現代はストレス社会といわれ、誰もが少なからずストレスを抱えています。

そのストレスを上手に解消できる人と、いつまでも抱え込んでしまう人がいます。

先に述べたように、ストレスは活性酸素が発生する原因となります。

ストレスを感じやすい人や上手にリフレッシュできない人も老化が進みがちです。

老化が早い人の悪習慣3つ

老化が早い人には、次のような悪習慣があります。

当てはまるものがある場合は改善していきましょう。

悪習慣①「炭水化物中心の食事」

ご飯・パン・麺類などの炭水化物を好んで食べる人は、栄養バランスが偏りがちです。

仕事が忙しいと、牛丼やラーメンなど手軽に食べられる食事を選びやすいです。

また女子会などでも、パスタとパンのような組み合わせを選びがちです。

すると、炭水化物過多になり、糖化が進んでしまいます。

悪習慣②「夜更かしをしている」

睡眠時間の短さも老化に関係しています。

社会生活を送る中で、仕事・家事・育児など、人はエネルギーを消耗します。

日常的にかかる労力は、自分ではコントロールしにくいですが、睡眠時間に関しては自分で確保することができます。

老化防止には睡眠が大切ですが、夜更かしをして睡眠時間が削られると、体の疲れが取れません。

日々の疲労の積み重ねが、体の衰えやストレスにつながってきます。

悪習慣③「タバコを吸っている」

タバコを吸うと血管が収縮します。

栄養は毛細血管から吸収されるため、どんなに栄養のある食事を摂っても、血管の働きが悪いと体内に吸収されません。

タバコは「百害あって一利なし」といいますが、老化に関しても悪影響を及ぼしてしまいます。

老化を防ぐために必要なこと

老化を防ぎたいと思ったら、以下のことを心掛けましょう。

野菜、海藻、きのこを食べる

食の欧米化が進み、炭水化物中心の食生活になっている人が多いです。

老化を防ぐために、まずは食生活から整えていきます。

食生活を整えるためには、｢まごわやさしい｣の食材を摂ることがおすすめです。

・まめ
・ごま
・わかめ（海藻）
・野菜
・魚
・しいたけ（きのこ類）
・いも

特に野菜・海藻・きのこ類は不足しがちです。

これらは食物繊維やミネラルが豊富なので、ぜひ毎日の献立に加えてみてください。

運動を日常生活に取り入れる

運動も老化防止におすすめです。

激しい運動すると逆にストレスになることもあるので、軽めの運動から始めましょう。

おすすめはウォーキングです。

1日20～30分のウォーキングを週3回ほど行ってみましょう。

老化防止だけでなく、ストレス解消や健康増進にも役立ちます。

禁煙をする

タバコは老化を早める大きな要因の1つです。

いきなり辞めるのは難しいかもしれませんが、少しずつ減らす努力をしていきましょう。

1日10本吸っている人であれば、1日7本までに減らします。

タバコはストレスを抑えてくれるというメリットもあるので、上手にコントロールしながら、徐々に本数を減らしていきます。

まとめ

老化が気になる方は、本記事で紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

健康的で若々しく見られると、人と会うのが楽しくなり、仕事もプライベートも楽しめます。

体の内側も外側もキレイに整え、活き活きとした暮らしを送っていきましょう。

プロフィール：武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー１位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo！ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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