2017.04.11 (火)
ダイエット体験談。標準体型になって好きな洋服が着られるようになった事例
2016.11.08 (火)
ダイエット体験談
当スタジオで行なっているPDCAサイクルダイエット。私自身、このダイエット法で理想の体になることに成功しています。元々の私の体型は身長167cm、体重51kgでした。標準体型に10kgも足りない痩せ型です。似合う洋服がない、プールで水着になるのが恥ずかしい、友達から「ガリガリ」「骨っぽい」と笑われる、季節の変わり目になると風邪を引くなど自分の体にコンプレックスを抱えていました。
「ダイエット」という言葉を聞くと、太っている人が痩せるために行なうものというイメージが強いかもしれません。しかし、標準体型にするのがダイエットです。私のように痩せ型の人が体重を増やすこともダイエットになります。私は足りていない10kgを増やすためにPDCAサイクルメソッドを開始しました。
Plan(計画)
当時の私の体型では、洋服屋さんに売られている服を着ることが出来ませんでした。SサイズかXSサイズ。ものによってはレディースやキッズのXLサイズを着ていました。学生時代などオシャレを楽しみたい年齢であるにもかかわらず、お店にある洋服がほとんど着られないというのが悩みでした。華奢な体型を隠すためにストリート系のダボダボなファッションをしていた時もあります。自分を大きく、強く見せたかったからです。その悩みを解決するために、既製品が着られる体にすることが「目的」になります。
その体を作るには体重を少なくても5kgは増やすことが必要です。元々サッカーをやっていて下半身には筋肉が付いていたので、上半身を中心に鍛えて筋肉量を増やすことを「目標」にしました。スポーツクラブに通っても三日坊主になってしまう私は、場所やメニューは気にせずに、とにかく週2回以上運動することを課題にしました。そして食が細いので、筋トレ後にプロテインを飲んだり、肉や魚などを1日1回は食べることを「課題」にしました。
【目的】
お店に売っている洋服を着られるようになること
【目標】
体重を5kg増やす。特に上半身の筋肉を増やす。
【課題】
①週2回以上運動する。
②プロテインを1日1回飲む
Do(行動)
計画を立てたら次は行動です。さきほどの課題を一定期間おこないます。私は3ヶ月ほど実施しました。家で腕立て伏せをしたり、近所をウォーキングやジョギングをしました。この時の運動メニューは第3章で紹介したトレーニングの原則や、回数・セット数を元に行ないました。そして休日にはフットサルをしたり、サーフィン、ボルダリング、ハイキング、テニスなど、飽きないように色んなことに挑戦しました。
Check(評価)
3ヶ月行なってきたことを客観的に評価します。出来たこと・出来なかったこと、良かったこと・悪かったこと、変化などを見ていきます。まず出来たことは運動の継続、出来なかったことは食事管理です。運動の頻度はしっかりと行なえましたが、疲れたことで食欲が減り、栄養補給が出来ませんでした。プロテインの週2~3回ほどしか飲めませんでした。良かったことは、さまざまなスポーツを混ぜたことでマンネリもなく、たのしく行なえたということ。変化は3ヶ月で体重が2kg増えたこと。体を大きくするのが目標なので、目標達成には少しだけ近づきました。
Act(改善)
振り返りをした後は改善です。腕立て伏せなどで体重が2kg増やせたので、更にダンベルなどの器具を使って負荷をかけることにしました。運動することが習慣になってきたので、ジムにも通うようになりました。できなかった栄養管理は、プロテインではなくステーキを食べるようにしました。プロテインを飲むとお腹を壊したり、シェイカーを洗うのが面倒で私には合わないと思ったからです。そこで、職場の近くにあるステーキ屋さんに毎週通うようになりました。タンパク質を摂ることが目的なのでサプリメントではなくても大丈夫です。行動してきたことを評価することで、自分に何が足りないのかを分析できます。そこで判った自分に必要なものを考え、新たな計画(Plan)を立てます。このように「P」→「D」→「C」→「A」→「P」・・・と繰り返し行ないます。
なりたい自分になるために・・・
私はこのPDCAサイクルを開始してから3年以上が経っています。現在は体重が60kgの標準体型となりました。当時と比べる9kg増え、最初の悩みだった洋服の既製品が着られるようになりました。ダイエットは、ただ体重を減らせば良いわけではなく、痩せたあとにどうなりたいのかが大切です。理想の体になった自分をイメージしながら、このPDCAサイクルダイエットを行なってみましょう。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
- 体力低下、疲労、体の衰えを感じる
など、40代からの体の悩みがある方に向けた運動指導・健康セミナー・オンライン講座・遠隔レッスン・各種イベントをご提供しています。
ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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