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電車で腹痛になる原因|細身男性に多い「過敏性腸症候群」とは

2017.04.02 (日)

体の調子を整えたい

電車で腹痛になる原因。細身男性に多い「過敏性腸症候群」とは

体が細い人は性格も神経質な人が多いです。たとえば朝の通勤電車で下痢になったり、試験やプレゼンなどのプレッシャーからお腹が痛くなった経験はないでしょうか。普段は何ともないのに、ストレスのかかる特定の状況になるとお腹を壊してしまう人も多いです。私もストレスを感じるとすぐにお腹を壊してしまう悩みを抱えています。

 

 

これは「過敏性腸症候群」という症状です。トイレがない場所に長時間いられず、各駅止まりの電車にしか乗れないことから「各駅停車症候群」とも呼ばれます。これは主にストレスが原因で、腹痛や下痢などを繰り返します。症状としては下痢型・便秘型・交代型(下痢と便秘を繰り返す)の3つがあり、男性は下痢型、女性は便秘型が多い傾向があります。

 

 

人間の腸は、過度なストレス状態になると自律神経のバランスが崩れ、腸が正常に動かなくなるのです。主な原因はストレスなので、会社が休みの日や遊んでいる時などは症状が治ります。しかし、いざ会社に向かうとなると、腸にストレスがかかり、通勤中の電車内などで腹痛になってしまいます。学生時代も普段の授業は平気なのに、テストになるとお腹が痛くなる。社会人になってからも通常業務は平気なのに、会議やプレゼンになるとお腹が痛くなる。細身の男性にとって、あるあるネタではないでしょうか。

 

 

この対処法は、原因となるストレスを減らすこと。そして適度な運動と食生活の改善です。運動することはストレス解消にもなりますし、自律神経を整えるのにも有効です。お風呂上りにストレッチをしたり、家のまわりを散歩する程度でも大丈夫です。

 

 

また、牛乳を飲むと下痢をする人もいます。それは「乳糖不耐症」と言い、牛乳の中に入っている乳糖を吸収できずに下痢をしてしまうのです。私も乳糖不耐症なので牛乳を飲むと下痢になってしまいます。日本人の5人に1人が乳糖不耐症ともいわれています。自分だけ特殊な体質なのかと不安になった時期もありましたが、同じような人もたくさんいるので安心してください。

 

 

注意すべきなのが、そのような人がプロテインを牛乳に溶かして飲んでしまうと、下痢をして余計に体重が減ってしまいます。そのような場合は1度に飲む量を減らして、回数を増やしてみましょう。普段200mlずつ飲んでいるなら、100mlずつ2回に分けて飲んでみましょう。

 

 

最近は乳糖不耐症の人でも飲めるプロテインがあります。「WPI」と書かれているものです。WPI製法で作られたプロテインは下痢の原因となる乳糖が入っていません。私が飲んでいるのはビーレジェンドというメーカーのレモン味です。このプロテインには乳糖が入っていないので、飲んでも下痢にはなりません。

 

 

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プロフィール:武内教宜

1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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