若葉駅徒歩3分のパーソナルジム「セカンドフィットネススタジオ」

加圧トレーニングジム・加圧ベルトの「正規品」の見分け方

2019.01.21 (月)

加圧トレーニングは短時間で効果的にトレーニングできる方法として、ここ数年でジムや利用者が増えてきています。フィットネスジムだけでなく、エステなどの美容サロンや、リハビリセンターなどの医療施設でも導入されています。加圧トレーニング実施者が増えてきたことは嬉しいですが、同時に、類似品を扱う指導者や、無資格者による指導が増えているのも現状です。また、スポーツジム側が加圧トレーニングのルールを把握しておらず、無資格者を雇ってしまっているケースもあります。そこで正規品と類似品の見分け方を紹介します。

無資格者や類似品も多い

 

先日、YouTubeを見ていると、あるエステサロンが加圧トレーニングの紹介をしていました。紹介動画の中では「正規品」と説明していましたが、加圧ジャパンのものではありませんでした。

 

トレーニング内容も、ぶら下がり健康器のようなものにぶら下がって、頭を下にしたまま数分待つというもの。血流を制限した状態で頭を下にしたら危険です。

 

指導しているエステのお姉さんも、おそらく自分自身でのトレーニング経験がないのだろうと思われるような細い女性でした。

 

加圧トレーニングには専用ベルトがある

加圧トレーニングには専用のベルトがあり、そのベルトを扱える資格者のもとでなければ、トレーニングができない決まりになっています。一般的に使われている正規認定器具は3種類です。(最近は新しい器具も出てきています)

 

どの器具も加圧の効果としてはあまり変わりませんが、ベルトを巻いた時のフィット感や動きやすさ、用途や目的によって変わります。その違いを簡単に説明します。

 

加圧トレーニングの3つの器具

 

加圧トレーニングには主に3つのベルトがあります。加圧マスター、加圧マスターミニ、筋力アップクンの3つです。(現在はこれらの他に最新のベルトも発明されています)

 

加圧マスター(空圧式)

master

 

業務用の空圧式加圧トレーニング機。ボタン一つで加圧・除圧が行なえて、ソフトなベルトフィット感。動きやすさもあり、筋力アップ・シェイプアップ・血行促進・美容と幅広く対応できます。

 

運動経験がない初心者からトレーニング上級者まで使用可能です。高額なため、主に専門施設や大型フィットネスクラブで使われています。当スタジオで扱っている加圧ベルトもこの器具になります。

 

加圧マスターミニ(空圧式)

ポータブルミニ

持ち運びに優れた加圧トレーニング機。出張加圧トレーニングなどで使われる事が多いタイプです。

 

ベルトは加圧マスターと同様に空気圧式の為、腕に巻いた時の痛みも少ないのが特徴です。血行促進や筋力アップ目的のトレーニングに効果的です。

 

筋力アップクン

アップクン

トレーニング上級者向けの加圧トレーニング機。空気圧ではなく、ベルトのみを腕に巻きつけるという加圧方法になります。

 

ベルトも硬く、フィット感も強いのが特徴です。筋肉を大きくしたい方、筋力アップしたい方など、ハードに追い込みたい方にオススメです。

 

もしも実際に加圧トレーニングをして、締め具合が痛いと感じた場合、もしくは緩いと感じた場合は、あなたの筋力や運動の目的と加圧器具が合っていないのかもしれません。ジム選びをする時に、加圧器具についても確認してみましょう。

 

正規ジムの見分け方

 

その加圧トレーナーが資格者かどうか、加圧ベルトが正規品かどうかを確認する方法は3つあります。

 

1.資格認定証
2.ライセンスカード
3.加圧ジャパンのロゴ

 

これらを見せてもらいましょう。認定証とライセンスカードは、資格者であれば全員が持っているものです。加圧ジャパンのロゴは器具に入っていますので、レッスンの時に確認してみてください。

 

加圧ロゴ

 

ジムの代表者だけが資格を持っていて従業員は無資格で行っていたり、経費削減のために類似ベルトを扱っているというケースも考えられます。あなたを実際に担当しているトレーナーに確認してみましょう。

 

「今は手元にないんですよ」「資格は持っているけどライセンスカードを発行してなくて…」など、その場しのぎの対応をされた場合も注意です。本当に資格者であれば手元になくても、「では次回までに用意しておきますね」と対応してくれるはずです。

 

加圧トレーニングの注意点5つ

 

これから加圧トレーニングに挑戦しようと思っている方、もしくは加圧トレーニングを始めたばかりの方は、正しく安全に行うために5つのポイントを押さえておきましょう。

 

止血にならないように注意する

血管には静脈と動脈がありますが、加圧トレーニングでは静脈のみに制限をかけます。動脈も一緒に締めてしまうと止血になってしまうので要注意です。体験レッスンのときに加圧と止血の違いについて説明があるはずですので、覚えておきましょう。

 

加圧時間は30分

腕10~15分、脚15~20分と決められています。「サービス」と言って長時間の加圧をしているトレーナーもいるようですが、逆効果だとも言われています。しっかりと圧をかけて運動するのは30分が限度です。

 

貧血に注意する

腕・脚の先に血液をためているので脳に血液が足りず、一過性の貧血になる場合もあります。通常の運動以上に水分・糖分をしっかり摂るように心掛けましょう。

 

運動しやすく、袖付きのウェアで行う

短時間で運動できるため、仕事帰りなどに私服やスーツ姿でトレーニングをする方もいらっしゃいます。しかし、加圧ベルトで血流を制限した状態で、さらに腰のベルトやネクタイなどの締め具合により、気分が悪くなる場合もあります。運動しやすいウェアを選びましょう。

 

また、タンクトップやノースリーブなど素肌に加圧ベルトを巻くと肌がかぶれたり、汗でベルトがずれてしまう場合があります。袖付きのウェア、もしくはジャージをご用意ください。

 

体調、怪我、病気について医者・トレーナーと相談する

その方の体調によって加圧が適さない場合もあります。妊娠中、生理中、子宮筋腫、ホルモン治療中、捻挫・打撲等の方とはしっかり話し合いをした上で加圧をするかどうか決めています。

 

また、トレーナーは怪我や病気について診断する事はできません。怪我や病気の方はトレーナーとだけでなく、医師とも相談した上で行いましょう。

 

まとめ

 

無資格者もしくは類似ベルトで行なった場合、安全面も確保されず、KAATSU保険も適用外となります。また、資格を持っていても、使えるベルトは指定されているものだけになります。私の場合は「加圧マスター」の資格所持者なので「加圧マスター」しか扱えません。

 

あなたのトレーニングを担当するトレーナーが資格所持者なのか。また、取り扱える器具と同じ資格を持っているかどうかを確認の上で加圧トレーニングを行うようにしてください。

 

加圧トレーニングをする時は、かならず正規認定ジムを選び、資格を持ったトレーナーの指導を受けてください。当スタジオでは加圧トレーナー養成講習も行なっております。

 

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    プロフィール:武内教宜

    1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。

    著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。

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