2017.10.14 (土)
部分痩せは不可能ではない?パーソナルトレーナーが解説
2021.08.12 (木)
二の腕を細くしたいお腹をへこませたい太ももを細くしたいふくらはぎを細くしたい
そのようなご質問にお答えします。
✅部分痩せの定義とは
✅部分痩せが不可能な理由
✅部分痩せが可能なケース
「脚痩せ」や「二の腕痩せ」など、気になる部分を落としたいという方も多いです。
一般的には部分痩せは不可能で、痩せるときは全体的に痩せると言われています。
しかし最近では、部分痩せの可能性も伝えられています。
そこで本記事では、部分痩せは不可能なのか、可能なのかについてお話しします。
ダイエットやボディメイクで気になる部位を落としたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事は『ダイエットは目標設定が9割』など、電子書籍DL数累計1万部の著者でもあるパーソナルトレーナーが執筆しています。
部分痩せの定義とは
まず最初に「部分痩せ」の定義を確認しておきましょう。
一般的に言われている「部分痩せ」とは、特定の部位1箇所だけが痩せることを指します。
✅「太もも」だけが痩せる
✅「二の腕」だけが痩せる
✅「お腹」だけが痩せる
✅「顔まわり」が痩せる
このように特定の部位1箇所だけを指す場合、「部分痩せは不可能です」となります。
なぜなら、脂肪が落ちるときは全身満遍なく落ちていくからです。
「下半身の運動をすれば太ももが細くなりますか?」という質問に対して、「部分痩せはできません」と回答するトレーナーが大半でしょう。
部分痩せが可能なケース
特定の部位1箇所だけを痩せさせる「部分痩せ」は不可能だとお伝えしました。
しかし、狙った部位を効率よく痩せさせることは可能です。
ボクササイズをして二の腕のシェイプアップをしたり、エアロバイクを漕いで下半身のシェイプアップをするなどです。
筋肉をたくさん使うほど、その部位の血行が良くなり、脂肪が燃えやすい状態を作れます。
逆に血行が悪い部位ほど脂肪が残りやすくなります。
他の部位の脂肪が落ちる量を「10」としたら、筋肉をたくさん使っている部位は「10.5」の脂肪が落ちるというイメージです。
先にお伝えしたような「特定の部位1箇所だけが痩せる」という部分痩せはありませんが、他の部位よりも少しだけ多く痩せさせることは可能です。
運動内容によって痩せ方が違う
エアロビクスで300kcal消費した場合と、エアロバイクで300kcal消費した場合では、体の変化に違いはありますか?
これは私のクライアントからいただいた質問です。
回答からいえば、同じ300kcalの消費であれば、300kcal分の脂肪が燃焼するので痩せ方は同じです。
ただし、そのエクササイズを継続したときに出来上がる体つきは違います。
その理由は、使っている筋肉が違うからです。
エクササイズごとの使われる筋肉は以下の通りです。
エアロビクス | 全身の筋肉 |
---|---|
エアロバイク | 大腿四頭筋 |
ジョギング | 下腿三頭筋 |
水泳 | 三角筋・上腕三頭筋 |
ボクササイズ | 広背筋・上腕二頭筋 |
筋肉をたくさん使っている部位ほど血行が良くなり、脂肪が燃えやすい状態を作れます。
同じカロリーを消費していても、エクササイズによって出来上がる体は違います。
これは特異性の原則といって、人の体はトレーニングをしたとおりの体つきになります。
水泳を長く続ければ水泳選手らしい体つきになり、格闘技を長く続ければ格闘家らしい体つきに変わっていきます。
まとめ
特定の部位1箇所だけを引き締めるという部分痩せは不可能です。
しかし、気になる部位をたくさん使うエクササイズを選ぶことで、理想の体に近づけることは可能です。
自分はどのような体になりたいのかを考えながら、適切なエクササイズを選んでみてください。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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