2017.03.02 (木)
太れない人が太る方法。効率よく体重を増やすコツ8選
2020.06.07 (日)
体作りには、ダイエットをして痩せたいという人だけでなく、太れないことに悩む人もいます。
私自身、身長167㎝、51kgのガリガリ体型に悩んでおり、試行錯誤しながら体作りを行い、10kg以上の増量に成功しました。
その経験を基に、標準体重以下でなかなか太れない人が効率よく太るコツを紹介します。
目次
太るコツ1.毎日7時間寝る
体作りに成長ホルモンが関係していることはご存知だと思いますが、体を大きくすることに関しても例外ではなく、睡眠は大切です。
最近は24時間営業のジムも増えていて深夜でも筋トレができるようになっていますが、太れない人ほど夜はしっかり睡眠を取った方がいいでしょう。
私は1日7~8時間は寝るようにしています。
コンディションを整えることを意識し始めてから、体作りも順調に進んでいます。
太るコツ2.腸内環境を整える
私は過敏性腸症候群や乳糖不耐症というのがあり、お腹がすごく弱いです。
週3~4日はお腹を下しているような状態です。
そのような人が、プロテインを飲んでも、栄養をしっかりと吸収できません。
なので私は酵素を取り、腸内環境を整えるようにしています。
太るコツ3.体作りを楽しむ
神経質になりすぎたり、思うように体が変わらないことにストレスを感じてしまうと、それも体作りの妨げとなります。
私は20代前半からスポーツクラブで働いていて、「早く体を大きくしなくてはいけない」と焦っていました。
「トレーナーだからマッチョでなければならない」とプレッシャーを感じ、義務的に体作りを行っていました。
現在はスポーツクラブを退職して、健康系のインストラクターとして活動していますが、「体を大きくしなければならない」というプレッシャーが無くなってからの方が筋トレを楽しめています。
やはり、やらされている感があるとモチベーションは上がりません。
結果にこだわりすぎず、楽しむという意識を持つようになってから、順調に体作りができるようになっています。
太るコツ4.長期計画を立てる
太れない体質(ハードゲイナー)の人は神経が発達していて過敏になりやすいという特徴があります。
たとえば筋トレをがんばると熱が出たり、プロテインの飲むとお腹を壊すことがあります。
なので、コンディションを整えながら行う必要があり、ある程度の期間がかかります。
たくさん筋トレして、たくさんプロテインを飲んで体を作る人もいますが、ハードゲイナーの人はそれはおすすめしません。
ハードゲイナーは「筋肉がつきにくい」というだけで、「筋肉がつかない」わけではないので、長期計画を立てて、コツコツ続けていきましょう。
太るコツ5.マッチョと比較しない
私は体を大きくしたいと思っていた頃、「アイアンマン」や「マッスル&フィットネス」などのボディビル雑誌を読んでいました。
その雑誌に書かれている食事法やトレーニングを実践しましたが、自分の体には合いませんでした。
野球初心者がイチローの真似をしても上手くいかないように、自分のレベルに合わせた体作りが必要だと感じました。
なので私は、マッチョな人の真似をしたり比較するのではなく、自分よりも少し体の大きい人を参考にするようにしています。
太るコツ6.筋肉痛にこだわらない
太れない体質(ハードゲイナー)の人が筋トレをする時は、短時間で終わらせて休む時間を多くするのがコツです。
よくありがちなのが、筋肉が付きにくいから他の人より頑張らなければいけないと思ってやり過ぎてしまうことです。
残念ながら、これが逆効果になっている場合が多いです。
1種目あたり、2セットとか3セットとかで十分だったりしますし、がんばりすぎないことも大切です。
私も1日15分や、1日1部位だけなど、かなりトレーニング量は少ないです。
筋肉がつきにくい人は、トレーニングの量は少なくていいので、1つ1つのエクササイズを丁寧に行いましょう。
太るコツ7.筋トレよりストレッチ
筋トレよりもストレッチや呼吸法などで神経のバランスを整えるのがおすすめです。
「体を大きくしたいのに筋トレじゃないの?」と思われるかもしれませんが、まずは体の内側からもアプローチをかけましょう。
痩せ体質の人は神経が発達しており、過敏になりやすいです。
無理にトレーニングを頑張りすぎても体調を崩してしまうので、まずは体を整えるところから始めましょう。
太るコツ8.プロテインよりビタミン
太れない体質の人は体の調子を整える「ビタミン」もしっかりと摂取していきましょう。
ビタミンの中でも特におすすめなのがビタミンB群です。
ビタミンB群はエネルギーの代謝に関わっている栄養素で神経や筋肉などの働きを促進します。
このビタミンB群は野菜よりも肉・魚に多く含まれています。
肉や魚を食べればタンパク質も一緒に摂れるので、体を大きくしたい人におすすめです。
サプリメントでマルチビタミンを取る場合は、食後に飲みましょう。
空腹時に飲んでも吸収されにくいので、食後がいいですね。
筋トレ後とか寝る前とかよりも、お腹に食べ物が入っている時に飲むようにします。
まとめ
いかがでしたか。
参考になるものがあれば嬉しいです。
私はこのやり方で標準体型になって、体型コンプレックスがなくなりました。
まだ体作りの途中ですが、プールに行って水着になるのが恥ずかしいとか、女子より体重が軽いということはなくなったので、現状としては満足しています。
体が変わると人生が変わると言っても過言ではありません。
生活の質なども変わりますので、ぜひ一緒に身体作りをしていきましょう。
- 産後に増えた体重が戻らなくなった
- ズボンのボタンがとまらなくなった
- 「おばさん」と言われることが増えた
- 旦那から女性として見られなくなった
- 肌のハリやツヤが無くなってきた
- 健康診断でメタボ腹だと言われた
- 食事制限をしても体重が落ちない
- 体力低下、疲労、体の衰えを感じる
など、40代からの体の悩みがある方に向けた運動指導・健康セミナー・オンライン講座・遠隔レッスン・各種イベントをご提供しています。
ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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