2021.05.18 (火)
睡眠は90分サイクルではなかった。正しい睡眠の周期とは…
2021.05.19 (水)
睡眠の質を高めたい
そのようなご質問にお答えします。
✅本当の睡眠周期は何分サイクル?
✅レム睡眠・ノンレム睡眠とは?
✅朝が強い人と弱い人の違い
一般的に、睡眠といえば「90分サイクル」といわれています。
この「90分」という数字は、各周期の平均を表した数字です。
そのため、周期一つ一つを見ると「90分」ではありません。
本記事では、睡眠の周期は何分なのかについてお話しします。
睡眠の質を高めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事は、睡眠栄養アドバイザーの資格を所有するパーソナルトレーナーが執筆しています。睡眠の質を高めて健康な体を手に入れたい方は、最後まで読んでみてください。
本当の睡眠周期は何分サイクル?
上の図は、睡眠の周期を表したものです。
眠りにつくと「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が交互にきます。
このサイクルが一般的には90分サイクルと言われます。
しかし、先に述べたように90分というのは平均を表したものです。
実際は、第1周期が106分、第2周期が105分、第3周期が100分、第4周期が80分・・・となります。
「睡眠=90分サイクル」と言われる理由は、睡眠周期を平均すると「90分」だからです。
レム睡眠・ノンレム睡眠とは
「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことがあると思います。
レム睡眠が浅い眠り、ノンレム睡眠が深い眠りです。
このレム睡眠とノンレム睡眠は、時間も異なります。
周期自体は朝方にかけて短くなっていきますが、レム睡眠(浅い眠り)の時間は朝方にかけて長くなります。
このレム睡眠(浅い眠り)のときに目が覚めると、すっきり起きることができます。
朝が強い人と弱い人の違い
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠が交互にきます。
基本的には、寝ついてから最初のノンレム睡眠が最も深く、朝方にかけて眠りが浅くなります。
朝方にかけて眠りが浅くなることで、体は起きる準備をしているのです。
そのため、周期の波が「NIKEのロゴマーク」のようになるのが理想の睡眠です。
しかし、朝方にかけても眠りが深いままだと、起きる準備ができていないので、寝起きが悪くなります。
朝起きるのが苦手な方は、理想の睡眠周期を目指しましょう。
夜寝る前はリラックスできる環境を作り、朝は自然の光で目が覚めるようにカーテンを開けておきます。
カフェインの過剰摂取や寝る前の深酒などは、睡眠に影響を与えます。
睡眠の質を高めてコンディションを整えたい方は、健康的な生活習慣を心がけましょう。
まとめ
正しい睡眠のサイクルをお分かりいただけたでしょうか?
眠りが深ければいいわけではないですし、一定のリズムがいいわけでもありません。
覚えておいていただきたいのは、理想の睡眠は「NIKEのロゴマーク」です。
最初に深い眠りがきて、朝方にかけて浅くなるのが健康な人の睡眠です。
健康的な体作りの一環として、質の良い睡眠も心がけましょう。
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ジムインストラクターであり、『ダイエットは目標設定が9割』などダイエット・健康本の著者でもある武内教宜による実践的なノウハウとサポートです。
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プロフィール:武内教宜
1985年生まれ。埼玉県出身。ジムインストラクター。運動指導歴15年の経験から、40代のオトナ女子・男性がもう一度輝く「セカンドフィットネス」をコンセプトに活動。専門分野は加圧トレーニングを用いたダイエット指導。
著書「ダイエットは目標設定が9割」をはじめ、ダイエット・健康本を多数出版。Amazonカテゴリー1位を獲得。Webライターとしても活動し、東洋経済オンラインやYahoo!ニュースなど大手Webメディアで記事を執筆。スポーツ専門学校の非常勤講師として学生向けの加圧トレーニング授業も担当。
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